小生田淵がよく喋る2023年3月 2023.03.10 UP
2020年から始まった新規感染症の深刻さと音楽ライブが人生にもたらしてくれる楽しさとの間でうまくやっていくために僕は「喋るな」ということを一貫して言ってきた。喋らなければ伝播は結構防げるからで、ほぼその基準の中で引き締めたり緩めたりしながら僕自身も生活している。間隔も消毒も大事なんだけど対策指標が異常に過剰な印象を受けるのもあって、これが一番重要だというスタンスを貫いてきたつもりだ。
さてその時代も長く続き、今世の中はその深刻さを過去のものとして再び制限の無いあの頃へ、「元通りに」という言葉を使い音楽ライブにもその流れが来る時が来たという肌感覚でいる。
要は「声出し」というものだ。
これについて散々対策をでかい声で言ってきたこともあって(文字で)、なんらか触れないわけにはいかないだろうと思うので、書く。
単刀直入にいうと「いやあ、許可出て良かったね」というのと「声出し無い方が楽しかったって人もいるよね」みたいな感じ。いろんな人いるから各々これからも自分の楽しみ方で居場所を見つけていきなよと、そういうところかしらね。
いい音楽で感情が昂って大きな声を出すとより体に感動が伝わってハッピーになるよね、多分。なのでまあ元通りになるというのはよかったねえという気持ちではいるんだが、人それぞれいろんな音楽の楽しみ方があるというのは当たり前だという共有はしておきたい。
というのもあって、声出しができるとなって、
「憎き禁止がやっとなくなった!俺たちは勝ったんだ!はい元戻しー!」
みたいな今の空気が個人的になんとも心地が良くない。
こっちはこっちで音楽を守りながら「この世の中もこんなに楽しめるじゃん」というのを作ろうとしてきたつもりなので、「あーやっぱそんな感じなんだ」と一抹の寂しさを感じているのかもしれない(声出しが永久になくなれと意味じゃ無いのであしからず)。
あんたがたこの3年間何考えてきたんだよという気持ちもある。
重要なことを確認しておく。
今回の新規感染症で僕も改めて深く学んだことでもあるのだが
「風邪ひいてるやつが大きな声を出すと風邪はうつる」
この事実は多分今後もずーっと残り続ける。何が終わったわけでもどこかで急に始まったわけでもなくて、昔から当たり前のことなのだ。一定のルールを課したことで風邪がうつりにくかった時期が終わるのだという、単純な話である。それが死を招くとかそういう過激な話をしたいわけじゃなく、風邪はひくよねという話なので大袈裟なことを言ってるわけではないのは伝わっていればと思う。だから体調悪いならライブは諦めて家出ないでねみたいなのは、これからも大事にした方がいいとは個人的に思う。
まあウイルスのことはそれくらいにするとしても、「引き続き人それぞれの楽しみ方があるだろうから各位慮りつつ折り合いつけていこうや」ということは割と思っている。声出しがあって楽しいやつ、声出しなくても楽しいやつ、人は様々なので理解したりしなかったりでいいから、せめて自分だけの音楽の掴み方は忘れないでくれよという話。
個人的な感覚を言う必要はないのかもしれないが、客としてライブに行く時に別に音楽でぶち上がるのに声を出す必要が元々そんなになかった。今もそう。
せいぜい良い曲が終わった時の「ヤー!」という歓喜の声くらいである(恐らく僕は「ヤー!」と言っている)
なので新規感染症時代も結構ライブ行ってたけど特に楽しさが目減りした感覚がなかった。酒飲んで、踊って、ヤーだけは言わない(恐らく僕は「ヤー!」と言っている)
この自分だけの音楽の掴み方を一人一人がすればよいのだ。
「ヤー!」でなくて「フー!」なのかもしれないし、ステージ上のメンバーの名前なのかもしれないし、何も言わずに泣くだけかもしれない。僕はヤー。
声出しがしたい人もいれば、したくない人もいて、その度合いも人それぞれだ。音楽って超楽しいんだから楽しみ方は自分で決めなよという話。
どうやら声出しが再び許容される時代になるらしい。それはまあいつかはそうなるよねという話なので、一定のルールの中で、自分が一番楽しいやり方を見つける、他の人には他の人の楽しいがあるのだと知る。全部を平和にするのは難しいんだけど、想像できた方が人生は豊かになるよ、多分。
さて引き続き長くなるが、今度はステージ側目線の話になる。
ここ数年声出しがなくて自分の立場で助かっていたのは、
「余計ないさかいが起きづらい」
というのがある。
例えば隣が周りがうるせえってことがあんまり起きない。これはこれで平和。こちらもめっちゃ楽よ。
「ステージの音楽をじっくり聴けるじゃん。こんな楽しいライブなくない?」
そう考えた人もきっといたと思うし、そういう人は声出しがOKになる流れに名残惜しさを感じているだろうと思う。
じゃあMC中の笑い声や曲終わりの歓声(僕でいうヤー)からなにから全部嫌ってこともないだろうから、その人も新しい時代をそれなりに受け入れるしかないのかなと思う。
つってもじゃあうるせえやつが悪なのかというと別にそこまで思ってはなくて、まあよほど酷ければつまみ出すかくらいには思うけど、楽しくてやってんだから多少はいいんじゃないのと思うし、片っ端から禁止禁止としてたらそれはそれで音楽はつまんなくなると思うよ。
そもそもなんでそいつがうるさくなったのかというと、「なんかライブはそういうもの」みたいに教えた誰かがいるんだと思う。だから客のせいじゃなくて文化とか、別の誰かの入れ知恵なんじゃないのと思ったりもしている、というのは余計な想像だね。
昔から合唱だコールアンドレスポンスだみたいな演出を見るたびに
「客に歌わせんなよ、お前が歌え」
というのは客としてずっと思っていた。ロックがそういうの無いところだったのに、いつのまにかロックとされるところもそんなのばっかりになっちゃった。
なのでまあ、みんなでなんでもかんでも声を出していくのが一番いいライブなのかというとそうは思わないっすね(ヤーとは言う)。
ということで声出しがなかったことで余計ないさかいが起きづらかった時代も間も無く終わりを迎えるらしい。
それでもうライブに来なくなる人だっているのかもしれない。
でもまあ、ある程度は仕方ないことだから、どの立場を取ってても「いろんな人がいるよね」という視点でものごとは見た方が人生豊かになれるよ。
せっかくライブなんていうこんなに楽しい空間が許されてるのだ。客、ステージ、運営もみんな一生懸命で考えていきましょうよということを、切に願っています。ヤー。
ということで。
4月からの全国ツアーでは我々のライブでも声出しがOKになるらしい。これは世の流れなので逆らいたいとは思わない。発声無しLIVEみたいなのはやりたいけど。
転換点ではあれど、結局いい音楽がライブにはあるよね、というのは圧倒的事実だと個人的に思うので、まあみんな色々あると思うけど懲りずに来てくれよ、と思っている今日この頃である。
音楽って、ライブって、本当にかっこいいよなあ。
ヤー。
それではまた。小生田淵がよく喋る2023年1月 2023.01.22 UP
2023年のユニゾンが始まった。
9枚目のアルバム「Ninth Peel」が4月12日に出る。
そしてツアーに出る。
ツアーは2回にわけて全国を2周する、4月〜6月と、11月〜12月。
これで2023年は終わり。わーい。
先があるっていいね。
アルバムについてはこれからインタビューとかで聞かれて頭を整理していくのかなと思うので、特にこれ以上言いたいことはない。まあいい曲いっぱい作ったよ。
そしてCDの初回盤を買うと昨年のスーパーいいライブだったfiesta in chaosが、限定生産版は同じセットリストだけど青森の激アツライブハウスでやった我々が見れる。いいツアーだったからちゃんと記憶に残して欲しいんだよな。
はっは、CD買え。
全国ツアーに関してはアルバムツアーを2回やるというのを先に発表したかったのが大事なところだ。
ロックバンドが今一番いいライブをすることを目的とすると、そのためには必ずしも新曲が必要なわけではない。となるとアルバム全曲やらなきゃいけませんというのはちょっと矛盾するんだよね。
ツアーが2回あればなんとか全部演奏できるっしょ。そんな軽い気持ちで今年の計画を立ててみた。まだセットリスト完成してないけど。
ファンクラブなぞに入る物好きには「家の近くの公演は1ツアー1回当てる」ということを今回は2ツアー共にできる限り達成すべく頭を捻る。昨年の反省も踏まえよりベターな形はないか、考える。
という感じ。説明できてないとこもあるかもしらんがそもそも情報としてむちゃくちゃ一気に出ただろうからそれしゃぶるように見たり聴いたりしてなよ。
アルバムは4月12日発売ね。ツアーもチェキチェキ⇒https://unison-s-g.com/ninth-peel/tour.html
ということでここからは年末年始しばらく話せてなかった分の話。
我々のライブを作ってくれているイベンター、VINTAGE ROCKと新しいライブ企画「VG」を始動させた。
3マンライブをライブハウスでやる。そういう企画。
やはりライブハウスに人が集まっているのはいい。
そこでロックバンドの凄みを体感したり、予期せぬ出会いがあったり、わけわかんなすぎて爆笑するのも、なんか色々いい。
そういうのが多分我々は人より好きで、だからバンドをやって、いまだにステージにいるのだと思う。
時代は変わった。音楽衝動をぶつけてはしゃぐにはバンドを組んでライブをやる以外にも沢山選択肢が増えた時代だ。バンドを組んでライブをやるというが一体どういう意味があると思われているのかも、やる人がどんな気持ちでそれを選んでいるのかも、ネガポジ関係なく正直知る由もない。
時代は変わった。沢山どころではないバンドの数が一同に集まり一日中ライブが行われる大型イベントが全国いたるところで開かれるようになった。沢山の音楽が溢れて幸せになれる天国の様なイベントで、音楽シーンの年間スケジュールすらもそれを元に示し合わせたように決まっていく時代が訪れた。
つまりは、
音楽なんて生業は早く有名になるぞレースなので
ライブハウスみたいな小さなところでライブを続けたり体感したりするのはコスパが悪いので必要性が薄い。
そうか?
大型イベントに行っておけば1度に沢山のバンドを見れるので
ロックバンドを沢山知れる。
そうか?
本当にそうか?少なくとも僕は全くそう思わん。別物すぎて笑いが止まらん。
どれだけ大型イベントが音楽の歴史に意義があって素敵だったとしてライブハウスのイベントが減っていいわけがない。
そこじゃないとわからないロックバンド体験があるのだ。以前から言っている「ロックバンドがきちんと届くのは2〜3000キャパのホールがせいぜい限界」というのもここから繋がっている。
あとライブがちゃんとできるロックバンドはそこでしっかり経験を積み重ねなければ生まれないというのが僕の持論だ。
この法則から外れているバンドを僕は今まで一つも見たことがない(未来のことは知らんが)。
つべこべ言わず来てみろ。
そういうことをもう言わないといけないんだろうなあと思って、できる限りやってみることにしたよ。ってこれまで数多のロックバンドがやってきたことだから、何を今更な感もあり恥ずかしさもあるのだが。
3マンライブだとなかなか儲からないし、東京以外でやるのがこれまた収支的に難しいので、意義深く続けるためには考え続けなければいけないのだけど。
まあ我々はロックバンドと楽しいライブがライブハウスでできればそれでいいや。
ということで、今年も派手にやる。
アルバムと2周分の全国ツアーが主だった本筋だ。
派手にやるぞ。
それではまた。小生田淵がよく喋る2022年12月 2022.12.03 UP
fiesta in chaosツアー、ひとまず終了。
追加公演はあるにはあるが、元々計画していたものは終わった。
なかなか行けないところにも行けて良かった。それでもまだ行けてないところがあるので考え続けなければいけない。
そしてこれをもって2022年の我々の計画は全て終了である。
まわりくどい言い方をしても誤解を生むので、要するに今年は年末年越しの企画は無い。
理由をまとめだすと色んな角度の話になりそうなのですまんが割愛させてくれ。
ため込んだ気力はきちんと来年に向かっている。かなり楽しそうなことになってるよ。
といいつつちょっと一息つくのでちょっと待ってね。
しかし年内はまだライブがある。
大型イベントもあるけど、緑黄色社会のイベント、My Hair is Badのイベントがあるのもとても嬉しい。
ライブハウスの2マン3マンのイベントは本当にいいよ。みんな行った方が良い。バンドのライブって楽しいんだよ。
どちらのバンドもバンドの核がはっきりしてるから役目の果たし甲斐がある。先に演奏できるというのも呼ばれたイベントの良いところだな。
やっちゃおう。
そして来年も早々に面白いイベントが決まった。
https://event.spaceshower.jp/liveholic/rbd/index.html
(コメントあるの)
こういうことを考えてくれる人がいないともう僕の知ってたロックバンドというものは文化としてそろそろ終わるよ。
終わっても別にいいんだけど、まあ諦めないで生きるのも結構楽しいんだよね。
ライブがあり続けるのは本当に楽しいな。
一つ一つ丁寧にもらいながら2023年の準備を続ける。
それじゃあまた。小生田淵がよく喋る2022年11月 2022.11.15 UP
※現在開催中のツアーについて言及しているところがあるので、まだ見てないやつは気をつけて。
2023年1月10日、fiesta in chaosの追加公演を東京で開催する。
一つ前のブログで「FCへのツアー1公演につき1回の当選を確約というのを適用しないツアーである」という説明をした。
キャパシティ的に大都市近郊の倍率がまあまあ高そうという予感があったからだ。2022年はもう一定の規模の全国ツアーは7月からのkaleido proud fiestaである程度果たしたということにして、行けなかったところに行くというのが何よりの目的とした。なのでそれ以外はそこまで気にしないという落とし所でしかツアー行程を設定できなかった。
そこが主な理由で、それ以外にも色々な思惑があって追加公演的、という書き方をしたが今回はシングル「カオスが極まる」を中心としたツアーだ。それが一番輝くようにセットリストを長い時間をかけて整えていった。kaleido proud fiestaツアーでやった曲たちで構成できるように頭を捻り続けたが、何にせよ今回も自分の哲学基準をしっかり満たすセットリストになったと思う。
今回もロックバンドが存在するステージがあってよかったと万感の思いでライブを続けている。
そのまま今年を駆け抜けて終わり、で良かったのだが案の定見れないやつが出てきた時にどう考えるか、というのも頭の片隅ではずっと考えていた。いざツアーが始まってからスタッフと沢山のブレストと意見交換と気まぐれがあってこんな感じで着地と相成った。
言い訳じみててすまない気持ちもあるが、
要するに。
2023年1月10日、fiesta in chaosの追加公演を東京で開催する。
どうしてもチケットが当たんなかったやつ、気を利かせてまだ見てない人に譲ってくれたやつ(感心するね)、すごいツアーなのでもう1回見たいやつ、最近知ってライブに興味を持ったやつ。全員来るといい(あまりそう)。
ライブを見ないと完成しないのがロックバンドだ。手軽に聴ける音源の確認作業だと思って生きてると勿体無いし、痛い目見るぞ。
それではまた。小生田淵がよく喋る2022年8月 2022.08.14 UP
とても楽しいkaleido proud fiestaツアーである。
とかヘラヘラやってる間に新しい情報が出たのでこんにちはである。
2022年10月19日にニューシングル「カオスが極まる」をリリースする。
そして7月からやってるツアーの追加公演的な位置づけになる「fiesta in chaos」ツアーをやりながら年末まで進んでいく。
またなんかすごい良い曲作れたなあという感覚で、いよいよもって先行シングルも貯まってきたしアルバムの骨子も自動的に固まってきた様な。
まあ「カオスが極まる」に対するあれこれはこの後ちょこちょこやっていくインタビューとかで話してまとめていくと思うので多くは語らないとして(取材は頭が整理できるので良い)
本日のトピックは下記。
●「カオスが極まる」をCDで買った方がいい理由
・カップリング「放課後マリアージュ」も普通に良い曲なので 他
●ツアー「fiesta in chaos」に来た方がいい理由
・ロックバンドのライブは生で観ておいた方がいいので 他
●ツアー「fiesta in chaos」に別に来なくてもいい理由
・今回のツアーはFC一人一公演の確約はしないのだが 他
この辺りを話していく。
ではこんにちは。
●「カオスが極まる」をCDで買った方が良い理由
サブスクリプションで音楽をリリースするということは当たり前になり、我々もいつぞやから流れに乗っかっている。
CDというものはすっかり時代遅れのものになり、音楽を聴くための行動とはかけ離れたものであってみんなそれは認知すべきだと思う。
しかしCDは買ってもらった方が良い。喜ぶ人が多いからだ。(一応私も)
シングルにはカップリング曲というものが存在する。我々は前作「kaleido proud fiesta」からカップリング曲をサブスクリプションでは公開しないということを決めた。
これは別にどっちでも良かったんだが、サブスクに置いたってどうせ聴かれないし、別に聴かれなくてもバンドの歴史には影響ないし、じゃあこれをCDという物体を彩る道具として考える事にした。
これがやってみると不思議と発見があるもので、「ナノサイズスカイウォーク」という前作のカップリングをライブで演奏したりすると
「ああ良い曲だな、けどこれ誰も知らないんだよな」という気持ちになって、ライブでやってるとすごい楽しい。
そういうよくわかんない思考を振り切るとCDを買われたい理由になる。面白い。
ということでまあ今回もCDを買うといい理由の中に「全然知られそうにないんだけどすごい良い曲」を入れておいたよ。
+++
”放課後マリアージュ”
思い出たちのライブラリ いつでも見つけられるように
手間暇かけてるんだから とやかく言わないで
朝までまだ時間がある 大事なやりとり重ねて
長電話もありにしよう 離れてもマリアージュ?
+++
良い歌詞~~~
そんでもってそれにMVがついたら更に買った方が良い理由になるんじゃないのと思って、MVも作ってみた。全然知られないのに。ウケる。
撮影はもう終えてるんだけど、とても面白そう。
もちろん「カオスが極まる」のMVも付く。なんとかyoutubeに出す前に物好きが先に見れる権利を与えてやりたいもんだね。
あとはめちゃくちゃいいセットリストだったfun time HOLIDAY8のライブCDか。
まあ多く聴かれた方がいいものはちゃんとインターネットに配置しておくから。それだけ聴くも良し。
ただお金を出して物を買うとよりいい思いができそうだね。
はっは。
CD買え。
10月19日発売。
●ツアー「fiesta in chaos」に来た方がいい理由
併せて10月から始まる全国ツアー「fiesta in chaos」が発表された。
全国11本という普段から考えたらだいぶ少ない本数なんだがそのカラクリを話すと、元々2022年のツアーは年内ずっとやってようやということで組み始めたツアーだったように記憶している。
つまり7月からやってる「kaleido proud fiesta」ツアーが年内いっぱい続いて全国を回るのかなというイメージだった。
しかし10月にシングルが出るということになった。
あれツアー中に出ることになるの?そしたらどうする?7月から新曲としてセットリストに組んでおく?(脳内喧々)
いやそれはないだろ。そしたらリリースを挟む感じでツアーを2つにわける?(脳内諤々)
これを採用することにした。
しかしそうなるとこの後半のツアーに切れる本数が結構限られてくるので年内で終わらせるとなると全国を回るぜというほど大層なツアーにならない。というか大々的な全国ツアーを立て続けに2本というのはちょっと我々のキャリア的なことを考えると追いつかない何かがある(何とは言わないが)
じゃあ追加公演的に捉え直してシングルリリース挟むタイミングでツアーの様相を少し変える感じにするかと思い構想を進めていった。
なのでまあ2022年のシングルツアーが続くよという感じなので我々の心持ちはそんな感じ。ただステージに行ってでかい音で好きな曲を演奏するだけ。
君に対して言えることと言えば、ライブがあるからには来た方がいい。
ロックバンドの2022年最新系が聴ける。サブスクやyoutubeや大型イベントなどでは味わえない体験ができるのだ。
我々のバンドも良い感じに時代に遅れてきたので、念押ししてどこかの物好きがちょっとでも来ようと思うのであればこれは言い続けていくつもりだ。
体験しないで知った気になるのはもったいない。ロックバンドのライブは思いついたら行っておいた方がいい。
特に今やってるkaleido proud fiestaにツアーに日程的に来れなかったり、近くまで来てくれないから行かなかったというやつは来た方がいい。
ロックバンドの2022年最新系が(以下同文)
そう。今回はkaleidoツアーに来れなかったやつのための公演でもある。
よってファンクラブ先行に関して「1人1公演はなるべく当てる」というルールは適用しない。
次の話に進む。
●ツアー「fiesta in chaos」に別に来なくてもいい理由
ちょっと物騒な言い回しで見出しをつけたのは上に書いたファンクラブ先行における今回の決めごとに対する説明をつけるためでもある。
毎度ファンクラブのことなんて知らんわというやつには関係ない話で申し訳ないが(気にせずライブに来てくれ)、自分の責任としても設定している大事なルールに関わるところなので丁寧に咀嚼して折り合いをつけないと自分で納得ができないので説明できるところまでは持って行っておきたいものなのだ。
我々の全国ツアーにおける決まりごと(?)みたいなものとして
・FC会員は1年のうちの1ツアー1公演、家の近くのところに応募すればチケットをなるべく確約する
・セットリストは全公演変えない
というものがある。一つ目についてはバンドとして年会費もらって提供できる最大のことといえばそれを置いて他に無いからである。
各土地の会員数を把握して適切な会場設定をすることが可能になった。
そしてなるべく細かく回ることを目指している。でかすぎる会場は音楽にあまり向かないので大都市でパッとやって終わりというのは個人的に反対だ。
大都市においても適切な会場規模を優先するためにその土地に住む会員の人数を把握することはとても参考になる。
そして二つ目、我々が一つのツアーを同じセットリストでまわるのは理由がいくつかあって、その中の一つが「土地ごとに日替わり曲みたいなもので差をつけたくない」というものである。
「私もいかなきゃ!」と遠くから何回も訪れる可能性があがってチケットの倍率があがる恐れがあるからだ。
ある都市での公演というのはその土地の近くに住んでる人に会いに行くからいくのであって、そいつがチケットが買えなくなる可能性があがるのは本末転倒だ。
もちろん日程的に行きやすいからということで遠出をしたり、同じセットリストだけど何回でも楽しいという人もいるだろうと思う。人生を彩るには素敵な心がけだ。僕もよくやる。
だから行きたくて応募したら当たったとか、チケット余ってたから旅行の計画立てて行ったとか、そういうのは大いに賛同するし、止めないので気後れせずgoである(goである)
とはいえこちらとしての心構えはいつも一緒である。
特に今回のツアーでkaleidoツアーで訪れていない青森、熊本、沖縄に関してはその県に住んでる会員が応募すればほぼ確実に当たる様に設計する。
kaleidoツアーに参加をしていない該当県在住者に関しては確実に当てる。
できればその隣の県でまだライブをやってない土地に住んでるやつもなるべく当ててあげたいが、数字を見つつ。
そして追加公演というのは「来れなかったやつのための公演」ということでもある。
ファンクラブに入っていないやつに対してもこれはもちろん言えることだ。
今のキャパ設定で地方公演が売り切れることはそう無いだろうが、主要都市となるとまだ少し倍率は高いのかも知れない。
適切に数字を見ながらであるがなんとかまだ来れてないやつになるべく当たる様には考えておきたい。
となると、どうしても既にkaleidoツアーに来ているファンクラブの人間が割りを食うことになってしまうかもしれない。
特に謝るとかそんなわけでもなく「そういうことなんで、一つ頼むわ」という心持ちである。
もちろん応募はしたらいいし、当たったら来たらいいと思う。
「田淵がこう言ったので」という拡大解釈をして無理して見送る必要もなければ、それぞれの正義を気取って他人を監視したり文句を言うのもセンスが無い。
来たかったら行こうとする、それでいいじゃない。売り切れてないから行っちゃおみたいなのもいいじゃない(いいじゃない)。
ロックバンドはいつだって楽しいので余計な気後れは要らないじゃない(要らないじゃない)。
本当はセットリストを変えない方が筋なのかなと思いもするんだが、まあここは自分の好き勝手に振る舞わせてもらう。ロックバンドなので。
とはいえなんか構想ごと変えまくって「新しい俺たちだ~~!」というつもりはそんなにないので、良い塩梅に着地するよう結構頭をフル回転させている。
だってfiesta in chaosだから。ツアー名似てるのよ。
なので来れなくてムキーとなんなくていいよ。どうせ来年もツアーやるんだから。
お互いちゃんと生きてりゃロックバンドは当然の様に君の前に現れるのよ。
まわりくどい言い方になってしまったが「行った方がいい理由」も「行けなくてもいい理由」を君なりにかみ砕いて判断してくれ。
2022年の我々は頭から最後までずっと強い。
ということで新作も出るし、ライブも続く。
最後にまた余計なこと言うけど、相変わらず物騒な感染症の世の中である。何が物騒って人それぞれ色んなこと言い出すから物騒だよね。
まあ色んな人が色んなこと言うのはこの際しょうがないから、君が何だろうが別段興味が無い。
とはいえライブとなれば一定の人数が集まって一つのことをしなければいけなくなる。となれば「まあこういうルールにしたからよろしく頼むよ」という指針が必要になってくる。
国とか役所のガイドラインがどうとかそういうことじゃなく、この指針に向かってやりましょうやということを言わなければいけない立場なのである。
そりゃ赤の他人に一々言うのはこちらも骨が折れる。しかしこちらも責任をもってやる覚悟があるので骨くらい折らないといけないのだ。
この新規感染症対策の基本は「喋らない」ことだとは再三言っていて、僕のスタンスはここ2年半ほぼ変わっていない。
咳だくしゃみだは置いておいて、ウイルスを持っている人が喋るからうつる、喋らなければリスクは下がる。ここが基本事項と思っている。
とはいえ喋らないというのは生き物的に難しすぎるのでここに換気だ距離だマスクだがくっついてきてリスクをおさえたり下げたりしていきましょうねと、そうやって段階的に考えることができればそんなに窮屈に感じすぎなくても外に出れるし、楽しく生活はできる。
色んな形でみんなトライしたりなんなりしていて選択肢も増えてきたが、我々のライブに関しては「まあ、でかい声でしゃべんないでよ」という指針に基づいて引き続き進めるつもりだ。
会場に入ったらね。あとは自分で考えて。
もちろん絶対なんてことはない(おまけに手強い)ので病に倒れる時は倒れる。そしたら責任など感じずに素直に休む。
生きて帰れたらまた元気に生きる。実に単純ではないか。
楽しく生きれる気がしてこないかね。
まあ私も流石に逃げ切れなくないかこれと思いながら生活しているけど、楽しいことを考える思考は1ミリもぶれてない。
そろそろ来年の計画も見えてきたよ。
それではまた。小生田淵がよく喋る2022年7月 2022.07.06 UP
kaleido proud fiestaツアーが始まる。
ロックバンドはアルバムを作って全国ツアーをやって、飽きたらアルバムを作って、というサイクルで回っていくのだと思っているのだが、全国ツアーのタイミングの直近のリリースがシングルだということが時にある。
ということで今回は「kaleido proud fiesta」のシングルCDツアーに結果的になりそうである。
そのカップリングである「ナノサイズスカイウォーク」もサブスクにないので全然聴かれてないだろうがとてもいい曲なので多分やる(CDに入ってるよ)。新しい曲をやるのは楽しいからね。
となると、それ以外のセットリストに関しては全くもって自由度が高い。
人気曲を上から順に、みたいなバンドもいるかもしれないが我々はそんなもん知ったこっちゃなく、その時に一番楽しめるセットリストを磨き上げてやる。
幸いキャリアにおける大体の曲が今も古びることなく演奏できる。(これまで度々話している”新曲本当に要るのか問題”にも関連する)
そして我々にはセットリストの才能がある。
いつからか我々の強みはそこにあると思って突き詰めてきたつもりだ。
まあライブで何の曲をどうやるかなんてのはそんなもん考え方は人それぞれだろうし、正解なんかなくていいんだけど
そこに時間と命をかけてる自分は結構好きなので、そこには自信を持って今日までやってきている。
このキャリアになるともう多くの人に認められたいとか思ってないし(昔からだけど)、自分たちの楽しいことを最大限やっていくための残りの人生なので
誰かから見て不思議に見えようが、滑稽に見えようが、時代に遅れていようが楽しいセットリストを考え続けるのが飽きない工夫の一つだと思う。
そう。時代に遅れている、という話をする。
今回のツアーのセットリストも実に楽しいものができたことに紐付けて。
セットリストを先に知ってからライブに行きたい、という人がいることをこの間耳にした。
あらかじめどの曲をやるのかを予習しておいて、全部知ってる音楽が流れる時間を過ごしたいと、そういうことなんだと思う。
なるほどとても合理的。今は情報もコンテンツも溢れまくってて消化したい情報が昔より段違いに多いだろうし、ハマるものの出会い方もきっと変わっているんだと思う。
そういう人が確かにいて、もしかしたら結構多いのかもしれないし、今後多くなってくるかもしれないというのが今の時代というやつなんだろう。
時代が変わればいろんな人も出てくるよねというのは思考に織り込んでいるので、どんな人がいてもいいと思ってはいる。
しかしこれに関しては耳にした時正直結構ショックだった。
ロックバンドのライブを知ってる曲確認大会と捉えられるのであれば、僕の音楽へのこだわりは半分くらい消滅する。
誤解の無いように強調しておくけど、別にそういう人がいたって良い。きっと昔だってそういう人は沢山いただろうし、人は自分の気持ちいい方を選択して豊かになっていくのだから、自分が楽しいと思えるのならそれでオッケー。とても素晴らしいことである。
ただ選択肢も同時に沢山あるのだということも忘れられないためにはあえて喋るしかないと、最近特に思っている。
そんなことを強引に一人の目線から喋ってみるべくこれを書いている。
1から10まで知ってる曲が聴けて嬉しい。それだけがライブの醍醐味か?
それだけではない楽しさがロックバンドのライブにはあると思っているからこれを書いている。
よく言われるライブに向けての予習とか、再三言い続けて来たことだけどライブの楽しみ方ってなんなのかみたいなことを引き合いに出しながら話を進める。
そもそも皆が何を持って予習と言っているのかは人それぞれあるだろうが、その中にライブのお約束を知っておきたいとか手拍子やかけ声を合わせたいみたいなのがあるというのは知っているつもりだ。
みんなで一緒のことをする楽しさに喜びを感じる人がいる。それはよくわかった。
ただそうじゃない人もいる。
全然知らない曲だけどずっと踊れたとか、凄すぎて身動きできなかったとか、元々知ってた曲がライブで良く聴くと意外なほどにハマッたとか、終わった後何にも覚えてないんだけど楽しかった記憶だけはあって帰り道ずっと興奮してるとか。
どんなことだって最高なんだから、正しさなんかどうだっていい。
ライブの楽しさに「曲をめちゃくちゃ聞き込んで熟知してる」かどうかは別にあんま関係ないんじゃないの、という話を今しています(唐突な指さし確認)。
初めてライブに来たよ、という人が「ライブとはこういうものなのか」と思いながら周りの空気に混ざっていくこともあったかもしれない。
本当はその音楽体験が自分にとって楽しければ形はなんだっていいわけで、自分に合うものを見つけてもらうことがとても重要だ。
だから隣の人や会場の空気なんか教科書にならない、大事なものは自分で見つけてほしいと思っている。
となると先ほど話した現代における合理性の話で「知ってる曲をできるだけ確認したい」というのが仮に時代の流行りだとしても
「知らない曲があった=損をした」という様なマインドは別に無くたってよくない?という問いかけをしたい気持ちにもなる。
個人的な話で言えば
掛け声とか手拍子とか手を上げるタイミングとか、本当にどうだっていいんだよ。それはずっと言ってきたつもりだ。
それがロックバンドのライブだと思われると、正直困る。
でもこれはここ20年くらいの音楽文化が作り上げた歴史だとも思うので仕方がない。
手拍子しようね、コールアンドレスポンスしようね、タオル回そうね。
みんなで一つになるって、最高だよね。
メディアもステージもそれだけが通過儀礼かのようにやり続けてきた(多分被害妄想もあるけど)
そりゃみんなライブはそういうもんだと思って育つ。
僕はメジャーデビューした頃に出演した大型イベントを見渡してそれに危機感をめちゃくちゃ感じた。そんな世の中になんなきゃいいなと思ってたけど、結果そうなった(これも被害妄想)。
まあ元々世の中というものがそうだったんだろう。自分はそれに馴染めなかった人間なのだ。
ただやっぱりこの業界にまだ残っているからには、流行りは流行りで結構なので、こっちはこっちで100人中1人でもいいから気が変わるような事になればいいのにと、心の根っこで思っている。
性格がひん曲がってるのかもしれないけど、自分の信じる音楽があるならできるだけ試してから死にたい。
誰かの気を変えるというのはもちろん強制的に命令しようだなんて思ってない。繰り返すけどどんな音楽の楽しみ方だっていいんだから、何も否定することはない。
ただその分どんな楽しみ方も肯定できる準備をするために、またしても一人の目線から喋っている。
好きな曲が生で聴けたらそりゃ嬉しいだろう。
けどたまに来る知らない曲があったから何か困ることでもあんのか。
ロックバンドなんてでかい音で聴く時間が楽しかったか楽しくなかったか、それだけでいいのよ。
私なんかはライブを観に行ったらとりあえずずっと踊って楽しくなってきたら酒飲みに行って、終わったらあんまり詳しく覚えてないこともしばしば。
自由でいいじゃん。人と違う踊りだって、棒立ちだって、目を瞑ってたって、なんだっていいんだよ。
予習だかなんだか知らないけど、じゃあ今ツアーの試験範囲はバンドのキャリアとイコール。だから今1から必死に覚えても身体に悪いよ。
生活に沿うように適度に好きなアルバム聴いたらあとはライブででかい音を浴びたらロックバンド体験は十分だよ。
少し偏見も込みで話してしまっているが
どうやらライブは知っている曲を確認するための催し、という考えが時代には合っているのかもしれない、という仮定からずっと思っていることを書いてみています(唐突な指さし確認)。
なのであれば取るスタンスはより強固になってくる。
SNSでもサブスクでもスマホでもキャッシュレス決済でも時代に合わせた方がいいものは合わせるけど
これに関しては時代遅れで全く結構。流行りに乗れなくて全く結構。
別に準備なんか適度でいいのよ。知ってるとか知らないとかどうだっていいから、でかい音聴いて楽しかったかどうかだけおみやげに帰るのもいいじゃんということを強調する。
ということで、ロックバンドがいつもの様に好き勝手に沢山の曲をやるライブが間もなく始まる。
9月までセットリストは全部一緒なんだが、何も知らないで90分過ごしてみてほしいよ、興味があれば。
だからと言ってネットでネタバレやめろとか田淵がこう言ってたとか、しょうもないジャスティス合戦はしなくていいよ。適度な距離感で共存してろ(唐突な平和主義)。
いつも以上にポジショントークが過ぎたが、今回のツアーのセットリストも実に楽しいものができたので最近思っていたことを書いてみた。
kaleido proud fiestaツアーが始まる。なんにせよロックバンドのライブって本当に楽しいから、ちゃんと生で観ておきなよ。
チケットあるぽん
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2207665
それじゃあまた。小生田淵がよく喋る2022年6月 2022.06.14 UP
自主企画ツアーfun time HOLIDAYが終わった。
今回もとてもいい共演者に恵まれた。とても楽しかった。
ツアー始まる前にしっかり書けなかったんだけど、対バンイベントの楽しさをどうにかして知ってもらいたかったし、何より自分たちが十分過ぎるほど楽しんでしまった。対バンサイコ~
ちゃんと受け取って来てくれたやつが何かを発見してくれてたら、何よりの喜びだ。
バンドという生き物の活動というのはユーザー感覚で考えうるものが大体真実であると自分でも思う。
やはりワンマンツアーが確固たる軸としてあり、今の時代は流行り柄この季節は大型イベントにも出たりするよねみたいな感じまでは大体どのバンドにも当てはまるだろう。
で、その先のライブハウスでのイベントとか、今回みたいな対バンイベントみたいなものがその後に付いてくるんだけど、これの認知というか需要というか供給というかが、先のものに比べて圧倒的に無い。これが個人的にもったいなく思うし、正直に言うと悔しい。
ワンマンや流行の劣化版みたいなものとして捉えられている様な気が時々してしまうんだが、そんなことはないと声を大にして言いたい。
音楽生活を彩る上でめちゃくちゃ良い1日の過ごし方だと個人的には思うのである。
もちろん自分の考えはあんまり主流じゃないものだとは自覚しているし、時代が進化していっているのもわかっているつもりだ。
だがこの感覚を無視して置いておけるほど僕はロックバンドを諦めてない。
がんばって予習してきた曲が聴けて嬉しいとか、大型イベントで回収できたとか、そりゃ体験としては十二分に素晴らしい。
ただその先に、そこだけじゃないすごい何かがライブにはあって、対バンイベントにももちろんある。そこでしか体験できない音楽生活の醍醐味だったりする。
時代に合ってる合ってないということは様々なことで考えたりするが、これに関しては合ってなくてもムキになって言い続ける。
言い続けてうっかり気が変わるやつとかが一人でもいるなら、言い続けて時代に合ってないまま僕という人間は終わっていこうかなと思ってきたよ。逆に燃えてくる。
ライブイベント行った方がいいよ。せっかく君はロックバンドを知ってるんだ。
とまあそんなことを思いながらまた先の事を色々考え出したりしたんだけど、まあ楽しくバンドが続けられればなんでもいいよ。
fun time HOLIDAY8、良いイベントだった。また楽しみなライブが続いて、来月からはワンマンツアー”kaleido proud fiesta”に出る。
ライブにしかない事件がある。心して来い。
チケットあるの
https://unison-s-g.com/2021-2022/tour-kaleido-proud-fiesta/
女王蜂
SUPER BEAVER
sumika
TK from 凜として時雨
マカロニえんぴつ
Base Ball Bear
My Hair is Bad
繰り返すけどみんなすごいライブしてるからちゃんと観に行った方がいいよ。
我々のセットリストのプレイリストが出てる。こういうのいいね。
https://TF.lnk.to/usg_holiday8
1,23:25
2,リニアブルーを聴きながら
3,何かが変わりそう
4,アトラクションがはじまる(they call it “NO.6″)
5,メカトル時空探検隊
6,Catch up, latency
7,MR.アンディ
8,夢が覚めたら(at that river)
9,Nihil Pip Viper
10,徹頭徹尾夜な夜なドライブ
11,kid, I like quartet
12,君の瞳に恋してない
今回も天才的。
それじゃあまた。小生田淵がよく喋る2022年3月 2022.03.13 UP
もう3月か。筆が追っつかない。
最近は自主企画fun time HOLIDAYのセットリストを考えていたが、なかなか面白いセットリストができたので今年も我々はセンスがあるなあと一安心である。4月お近くのところ来てね。対バンもめちゃくちゃ良いメンツで楽しみだ。
さて今日は新曲「kaleido proud fiesta」についての話をする。我々のスタンス的な話にも繋がるので結構重要な話。
まず概要から説明する。要点は「4月13日の発売日をどう楽しむか」という話。
だいぶ長くなったので①〜③気になるとこだけ読んで。
①前回のPatrick Vegeeからそうした気がするが今回のシングル「kaleido proud fiesta」はCD発売日とサブスクリプションの公開日は同じ日になる。
②CD初回版に収録されるMusic Videoのyoutube公開はリリース日より前にはせず、少し後にする。
③カップリング曲は今作から1曲収録となり、今回の「ナノサイズスカイウォーク」のサブスクリプション公開はせず、配信販売もない。CDのみの収録にする。
以下各点について話していくが、タイアップという意味では2019年以来のシングルということで、十分空けてもらったのでしっかり気合いを入れて作れたと思っている。前回のブログをはじめ最近色々なところで話している「そんなに新曲って必要なのか?」というスタンスで長期計画を考えているので、シングルリリースが忙しなくないとアルバムの計画がしっかり立てられて良い。
残りは色々な雑誌とかで読んでもらえたらと思う。雑誌は良い。
それでは本題。
①CD発売日とサブスクリリース日が同じ
この曲はCDリリース日と定額ストリーミングサービス・すなわちサブスクリリース日が同じになる。
「そんなもん当たり前だろ」という人が多いと思うが、実は我々には配信販売期も含めて結構な歴史があり、要は「CDを買ってもらえるとやはり嬉しい」という事実に対してどういう形で発信していきましょうかというのをかなり紆余曲折トライしてきたのだ。
その辺りは2019年7月のこちらのブログを読むと少し伝わるかもしれない。
https://unison-s-g.com/blog/member/category/tabuchi/page/3/#978
CDの存在意義みたいなのに関しては世の中的にも自分的にもだいぶ変わってきた思っているが、今読み返しても気持ち自体ははあんまり変わってない。
音楽家として正しく届けるべきだという「純粋さ」を大切にする、ビジネス上の理屈として諦めてはいけない「使命」にこだわる、ユーザーにとっての「便利」をきちんと考える、あとランキングはマジでどうでもいい「マジでどうでもいい」。
その一つ上の2019年8月のPhantom Joke発売に関するブログでもサブスクについての言及があるので興味があれば併せて読んでみて。
そこにも書いてあるが何故紆余曲折あったかというと「CDが売れた方が喜ぶ人はいる」という事は確かにあって、じゃあそのCDを売る努力をしましょう、ということが根本にある。
まあ音楽を売る手段として一時代主流だったもの、というのに過ぎないのだが今のところやはりCDが買われると喜ぶ人はいるという事実は圧倒的にある。
もう市場的に正直先はあんま無いとは思うが(別のやり方を考えればいいだけなのだが)、その中でできる努力は全力でやるというのは意義があるというか、結構楽しめる。
先述の通りユーザーの「便利」を考えれば入り口にする意味でも手軽なところに音楽はあった方がが良い。なのでサブスクだYouTubeだというのはなきゃ始まらないし、発売日と称される日に無いのはユーザーにとってよくない。
これを両立するためにちゃんと考えましょうよというのが①そして②である。次の話。
②CD初回限定盤の話
じゃあCDを買ってもらう努力はどうしたらいいの、という問題。
既に発表があったと思うが今回も特典が色々入る。「買って良かった感」を出すことが今の時代CDの一番の使命だと今のところ思っている。
今回新曲はアニメのタイアップがついているということで、「アニメの1話が出るまで楽曲はどこにも出さず、1話を見た瞬間にCDが買えて、そこでフルサイズが初めて聴けるということにできないか」ということからもろもろの施策協議はスタートした。
つまりは「CD買った方が誰よりも早くフルサイズの楽曲を聴ける」という仕組み。これは昔から考えてたんだけど、youtubeでMVを先にフルで出すのが当たり前の世の中だし、先行サブスク公開とかラジオで「どこよりも早くフルサイズOAだ~!」みたいなのもまあいいんだけど、「発売日に誰よりも早く楽曲の全貌が知れるんだよ」という物好きの喜びを無にしちゃってるのは本当に見逃して良いのかなとはずっと思っている。
実際に協議を進めていって、実現しないものも多々あったがそれは想定内として、いくつか考えた「買って良かった感」の中の一つが「Music VideoはCD買ったやつが先に見れる」というものだった。youtubeは入り口として必要なのでMVは追って公開するが、別に遅すぎなければいつでもいい。
今回はネットユーザーへのアプローチもしたいのでアニメーションMVというのも作品サイドのご厚意で作らせてもらったのだが、凄まじくかっこよくなってあまりにチームスタッフの評判が良いのでこちらも作品に入れる運びとなった。
プラスFC用のアコースティックライブでやった「お人好しカメレオン」もおまけでつけることになった。これは我々のセンスあるアレンジにいたく感動したマネージャーがなんとか形に残そうとデータを残していたというところから始まっているのだが、まあこれは喜ぶやついるし乗っかるしかないか~というほのぼのやりとりで着地となった。こんなの滅多にやらないから堪能しとけ。
ということで、サブスクで聴くのが主流でしょうし全くもってそれで結構なんだけど、CD買うとまあ良いことあるよ、というのをこの内容に込めている。その流れで次の話になる。
③カップリング曲は今回から1曲のみ。今作「ナノサイズスカイウォーク」はCDのみの収録
まず何故1曲にしたのかを説明すると前々から言っている「儀式的にいたずらに新曲を発表するのが果たして良いことなのか」というところにも起因している。
曲を作って入れるということ自体は造作も無いのだが、それが儀式的になってしまうといけない。
既に数多くのレパートリーを持っている我々が最新の渾身の楽曲である表題とセットでいたずらに2曲追加する(おまけにライブでやる優先度は低い)というのがデフォルトになるとユーザーの認知力もだいぶバリエーションでてくるので、知ってる人だけ盛り上がる内輪感と、曲の認知の相対的低さのバランスが悪くなる危険性がある(内輪感と低認知、もちろんどちらも必ずしも悪いことではない)。であれば1曲でバシッと良い曲かます方が意義はでるよねということでその形を提案した。
次にサブスクの有無について。まずカップリングの歴史を遡る必要がある。
シングルを出す度にカップリングが2曲、というのはそもそも業界のビジネス的な風習で形式的になっていった歴史がある、30年前くらいまでは1曲で、20年前くらいから2曲以上が主流になっていったような記憶。
ここに我々の「アルバムに入んなかった曲いっぱいあるし入れよう」というのがマッチしていていたので特に異論無く乗っかっていた。
またシングルCDはアルバムを待ちきれなかった物好きへのちっちゃな褒美みたいなもんだと思っているのでそれくらいの温度感におさまる曲をチョイスしていた。
さて時代は流れ今。サブスクが主流になった現代、バンドも楽曲もただ増え続ける現代においてユーザーの音楽の聴き方は変わったのは否めないだろう。
その中でシングルという作品においては「表題曲1曲しか聴かなくない?」というのは昔より(まあ昔もそうなんだけど)強くなっていると思う。
アルバムでさえ適当に1曲だけ聴かれて終わり、ということが昔より更に増えているだろう。そこに関しては人それぞれだし「へー、気が合わないですね」で終わりでいいのだが、
元々シングル買ってくれた物好きへのおまけだったカップリングに関しては「まあ確かにサブスクにあっても聴かれないよね」というのを思うところもある。
前にも言った通り音楽は入り口に手軽にあった方がいい。聴かれた方が良いからだ。
で、カップリングというカテゴリについてのこの命題に対するロックバンドミドルエイジの僕的な答えを
「僕はめちゃ好きなんですけど、別に聴かれなくていいですし」
としてみることにした。
これは個人的に凄まじくこだわりがあるわけではないし、サブスクにあったらあったで聴きやすい管理しやすいというのもわかるのだが、表明するスタンスのロジック的に一番面白そうだからというのが決定に至るのに一番大きかった気がする。
あと、ほとんどの曲を書いてるのが僕一人というバンドの構造があってこそやって良い施策だと思う。色んな作家の人が書くようなコンテンツであればカップリングだって一人のクリエイターが命を書けて書いた曲なんだから平等に扱ってあげて欲しいと思う。
①の話でkaleido proud fiestaは発売日にサブスクにある。
ではカップリング曲はどうだろう。「別に聴かれなくていいですし」これで行くことにした。もちろん1曲の音楽としてちゃんと作るので、普通に良い曲になるのはセンスがある我々なら当たり前だし、そういうのこそ好きそな物好きがいるのも知っている。
これもCDなんて時代遅れのものを買ったやつへのちっちゃなご褒美だ。それを最大限機能させることにする。
カラオケにせよSNSにせよ大型イベントにせよ、音楽が文化として盛り上がってくれるのはそれで楽しくなる人間が増えるということなので好ましいが、反面「道具として使われる」現象も発生しやすくなる。
これは批判的意味でもなんでもなくて、そういうものだというだけの話。音楽で人が楽しくなってるなら概ね良いことだ。
とはいえ音楽家は道具として使われるために作ってるわけではないので、その先に誰かの心に刺さるようなことがあれば、それが音楽家にとっての本望なんだろうと思う。
ではユーザー側ではなくこちらが楽曲をあえて「道具として使って」みてはどうだろうか。自分が出すCDシングルの価値をより高める道具として。
少し乱暴な物言いに聞こえるかもしれないが、そのための楽曲と捉えるとバンドとしてのカップリング曲の意義が少しアップデートされる感覚があって、制作意欲が上がることに気がついた。
ロックバンド本来の「楽しい事やってるだけだよ」というアティチュードがなんでか鮮明になる。面白い。
ということで我々にとっての新たな試みの一つ目としてリリースする楽曲は「ナノサイズスカイウォーク」という。
「いやぁ~こういう曲、いいよなあ」としんみり思える様なミドルロックチューンである。
歌詞の書き方が昔となんら変わってないのが良い。曲も含めて全然流行らなそうだけど、こういうの好きで結成当初からロックバンドやってたよなあ、みたいな曲。そういうのを用意していくのも今時のカップリング理論なものかもしれない。
+++
けど ナノサイズで飛び回ってく
今をただ生きていく
溢れ出す情報の大気圏を吸って吐いて
ナノサイズで世界を描く 少し間違えてしまったら
君が電子になる!?(”ナノサイズスカイウォーク”より)
+++
ライブでやるのも楽しそう。
何か君が好きそうな気もしなくはないから、自信を持ってカップリング曲としてリリースするよ。
サブスクにはないけど。
はっは
CD買え。
あ、いやいや。まあ買ってくれたら嬉しいけど。
なんにせよすげーシングルができたから、君の好きな方法で聴いてよ。
あと、ライブ来て。
かくして4月13日、「kaleido proud fiesta」を発売する。
それではまた。小生田淵がよく喋る2022年2月 2022.02.13 UP
Patrick Vegeeツアーが終わった。
結構やったなあと思ってたけど20本しかやってないのか。行けてない土地も多くあったことになるのだが、時代が変わってしまったので今までの常識で比較ができないので特にネガティブな心持ちはないかもしれない。とはいえロックバンドが近くに来ないとつまんないよね。引き続き考えるしかない。
なんにせよ2021年ライブツアーをやりまくって来た先で「なにボケッとしてんだよ。ライブやるぞ」という姿勢を示すための全国ツアーでもあったように思う。我々はすっかり通常営業なので後は君が乗っかるだけなのだ。
ライブをやるんだよ。
最新アルバムのツアーなのでそりゃあ最新アルバムの曲をやる。
しかし元々作っている時に構想していたツアーとは違うものになったのでやり方も変えたというのは先に言ったとおりだ。
以下セットリスト。
1,Simple Simple Anecdote
2, Hatch I need
3, マーメイドスキャンダラス
4, Invisible Sensation
5, フライデイノベルス
6, カラクリカルカレ
7, Nihil Pip Viper
8, Dizzy Trickster
9, 摂食ビジランテ
10, 夜が揺れている
11, 夏影テールライト
12, オーケストラを観にいこう
13, Phantom Joke
14, 世界はファンシー
15, スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
16, 天国と地獄
17, シュガーソングとビターステップ
18, 101回目のプロローグ
やり方を変えた、というのはツアー自体にもう一つ意義を持たせたという意味合いである。
最初に話した「なにボケッとしてんだよ。ライブやるぞ」をでかい声で言いに行くというのも重要であった。
となると我々の生存証明をするという事の方が意義として筋が通っていると思う。
と考えるとバイオグラフィーの幅広い切り取りをきちんとやった方が美しいセットリストが作れるよねという塩梅で取りかかっていった。過去のシングル曲や必殺技みたいな曲も最新アルバム曲との組み合わせ方で全く新しい輝きを放つ。
楽曲はセンスがあれば古くならない(我々にはセンスがある)。
ということで作り上げられたこのセットリストからは最新アルバムPatrick Vegeeから数曲漏れているのは経緯と理由がある。
「最新のツアー」というのは「最新の曲のためのツアー」では必ずしもなく、バンドが今一番やりたいこと、ふらっと来た音楽物好きがブチあがれること、これもを作る上では忘れてはならない。
ライブ時間というのはなんとなく決まってて(理想的なライブ時間というものがある)最新アルバムの曲全部やったら他にできる曲は必然的に絞られてくる。
そうなると最新アルバムの曲を全部やることが果たしてベストなのだろうか?
実はこの話、キャリアが長くなる流れでずっと思っていたというか、今回のツアーに限った話ではないテーマであるし、正直全バンドちゃんと考えた方がいいんじゃないのと思っている。
キャリアスタートから5~10年くらいはそういうことは別に考えなくて良いとして、キャリアが長くなるバンドはその問題が顕著になることを見逃さない方がいいと個人的には思っている。
我々が最新アルバムツアーで全曲を演奏しなかったというのはCIDER ROADとMODE MOOD MODEがパッと思い浮かぶ。それはそれ以前のシングルツアーで結構切り出しているからということもあるんだが、全部をやらないおかげでセットリストのドラマの純度があがるという狙いがあったことも大きい。
今回に関してももちろん最新アルバムの曲をどう配置するかから考えていったのだが、並べていくにつれて「ここはこう流れを作らないとブチあがれん」「これは今回はハマるところが無い」ということをあれやこれやと考えた結果他に必要な曲が先に決まったり、最終的に入れることを諦めた曲があったりした。
多分物好きたちに「最新アルバムのツアーでは最新アルバムの曲を聴きたいですか?YES or NO」みたいなアンケートを取ったらそりゃ聴きたいという結果になるだろう。
このブログを読んだあとも読み方によっては「いや最新アルバムの曲やれよ」という感想を持つ人間が多くいるとも思う。
しかし我々や君がふらっと来てブチあがって「すごいライブだったな!」となるにはそれがベストアンサーとは必ずしもあんまり思ってないのだ。
“最新アルバム沢山予習してから行く”みたいな言説がある。ある程度覚えた方が踊りやすかったりするだろうし、まあ知ってる曲はある程度多い方がいいよね、というのは僕も概ね同意見だ。
ただロックバンドのライブでブチ上がりにいくだけなのに予習ってなんなんだよという気持ちもある。
義務的に発生する能動的な吸収ではなく長い生活の中で身体に染みこんでいる音楽をでかい音でライブで聴くことだって醍醐味なのだ。
特にそのバンドの長いファンだと余計にその傾向はあるのではと思うし、であればその気持ちを肯定してやりたい。
100曲好きになった後の次の10曲がそんなすんなり大事なものになってくれるか?このあたり人間の脳の構造で解き明かす研究があったら知りたい。
バンドというビジネスモデル目線で考えると新作を作るということがバンドの制作意欲と関わらず必要になることがある。
極論を言うとともすれば作りたくないのに作らないとだめかーみたいなこともある(我々が、という意味ではない)。ある程度世の理なので誰もネガティブに考えてはならない。
というのはあんまり関係ない話だが、音楽が古くなってないのであればそれはいつだって最高だし、ライブでやるやらないも曲の新旧は大して判断材料にならない。
それでも最新作は作られ、最新作をひっさげたツアーも開催される。
メディアは褒める、「今回も名作ですね!」と。バンドもリップサービスで言う、「毎回最新作が最高傑作だ」と。
そうか?根拠のない定石は疑うべきだ。音楽ってそんなに最新が最高なのか?
「最新曲、みんなチェックしてくれてるよね~?」みたいな幻想にバンドもユーザーも囚われてライブ自体の意義が目減りしてしまうようなことはあるんじゃないのと思っている。
それが常態化していくと余計なふるいにユーザーがどんどんかけられていく危険性もある。そうやって気づかないうちにライブにいかなくなったバンドってあったりしないだろうか。
もちろんアルバムの作り方によって全部やらないとストーリー完成しないみたいなこともあるので常にケースバイケースだというのはわかるよね(よね)。
あと我々はライブやるために組んだバンドだから曲作ったらライブでやるだろというのは根本には必ずあるというのもわかるよね(よね)。
もう思い切って新アルバムからの曲は半分くらいにして日本2周して違うセットリストにするとかにしても楽しいんじゃないかなあと、最近は考えている。
キャリアが長くなるということはライブでやりたい曲がその分多いということだ。ロックバンドなのだから。
今回やらなかったPatrick Vegeeの曲も2021年のツアーから漏れただけで、今後のライブでも機会があれば普通にやる。
とにかくPatrick Vegeeツアーが我々が一番楽しくブチ上がれる最新系だったという話。
良い感じに新アルバムに飽きてきたのでツアー中新曲も沢山作ったよ。
君の事は知らんが我々は今回も楽しかった。いいセットリストだったなー。
しばらく書かないうちに色んな情報が出ているので、それについて話したいこともたまってるので、また書く。
・新曲”kaleido proud fiesta”の話
・新曲のカップリングの話
・自主企画「fun time HOLIDAY 8」の話
それではまた。お久し鈴木2022 2022.01.30 UP
タイバニ曲カレイド〜の解禁がありましたね。
アー写の舞台裏です
撮影者は意外と田淵さん最近は音楽やライブから受ける刺激も慣れてきたというか、良いものも結構見てきてしまったり好みもハッキリしてるので新しく感動するのが難しい
しかしふとした時に見た踊りのバレエ。画面越しにしか見たことがなく退屈なものだと思っていたら3回泣いてしまった。決して到達できないと分かりながら頂上に向かって飛び続けるような人間の美の限界への挑戦
楽しむ踊りとは少し違う、美の格闘技だったという経験から見たこと無かった宝塚、相撲を見に行ったり、自然を見に行ったり、最近行けてなかった劇団四季も行ったし来週は久石譲のオーケストラ。次は落語を見たいと思う。
テニスをやり始めても思うが、今は違う文化からの方がドラムに生きるものを吸収できる。バレエの指先や宝塚の佇まいは特に勉強になった相撲のかわいい広告
ポケモンがほぼ全試合に懸賞金出してて、「この試合はフワンテから懸賞金が出ています」などとアナウンスされるたびに会場の空気がふわっとして良かった
相撲もバレーと一緒で画面越しに見ると退屈だったが、直接見ないと分からない駆け引きとぶつかり合う音、力士の緊張や感情、怒りなども感じれてとても良かった。
実際に体感せず「つまらないもの」としてしまっている事のいかに多いことか
「自分は何も知らない」と常々思っていたいが、なかなか難しいと気付かされるandrop伊藤と元パスピエやおと静岡の伝説のサウナしきじへ。
この御時世、人1倍コロナに気を使ってはいるが、やるべき対処配慮をした上であれば人と会うべきだし外に行くべきだと思っている。つくづく生き物はコミュニケーションによって生きていると思わされる上に書いたような刺激も含め、心を充電するような意味で色んな人に最近会うようにしている
伊藤、やお、ゆうまおやセキユウ君にも会った。ハライチの岩井君も久々、作曲家カルロス、オーラルのあきら
スプラトゥーン友達、ラジオディレクター、幼馴染
自分を好きで居てくれる友人たち
「笑ってはいけないシリーズ」は制約により面白さが増すように、感染してはいけない24時が常時行われている世の中だからこそ改めて人の必要性に気付かされるモクレンのつぼみは見つけると触りたくなる。触った。もふ
それではまた(Θωθ)
2023.03.10
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2022.01.30