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  • 小生田淵がよく喋る2020年7月  2020.07.24 UP

    さて時間が経ってしまったが7月15日、オンラインライブにて我々の2020年の活動の現状報告とした次第だ。
    色々初めての試みではあったが、それ故に全てのスタッフが知恵を持ち寄り共有しあって新鮮な気持ちで取り組めたところもあり、そういうのは楽しかった。
    実際ライブやってる感じはというと、君が見に来てるという事実は変わらないしあんまりいつもと変わんない、というのは結構誇張なく思ったところだ。(普段からそんなに客見てない)
    別に見られてなくてもでっかい音が鳴っていればロックバンドは息をできるのだ。
    普通に緊張した~。
     
    まあもちろん観ている側とて万事が快適だった、というわけではなかっただろう。そういうことに関しては普通に受け止めて普通にアップデートをしていくまでだ。初めてだから、と言い訳をするつもりはさらさらないけど、一つ一つクリアすべき課題があるのは生きてる甲斐があるよ。
     
    これまで生きてきたご褒美に、家で定期的に沢山のライブが見れてしまうなんていう特大級の新しい楽しみがやってきた。乗っからないのは勝手だけど、やっぱ乗っからないのはもったいないよ。すぐには馴染めないなら乗っかるのは君のタイミングで良いから、楽しめるところを探せる心は磨いておくといい。
    これができない、やっぱりあれがないととか言ってる場合じゃないんだよ。今を肯定して全力で楽しむ、派手にやるってのはそういうことなの。
     
    会いに行く会いに行かないは新しい楽しみとは別問題。これに関して自分のわくわくアイデアを考えて社会の有象無象と戦うのはもう疲れたから座して待つ。
    普通にやっていいなら普通に派手にやりにいくまでだ。なんにせよ生きてなきゃはじまらないんだからせいぜい楽しんで生きててくれ。
     
    さてライブでの発表もあったが8月22日にまたオンラインライブを開催する。普通のロックバンドが普通にライブをやるその現状報告の続きだ。
    今回は5月にやったリクエスト投票の31位から70位まででセットリストを組む。地味。
    もちろん会場も楽曲の知名度もスケールダウンするけど(7月15日は元々Patrick Vegee発売日にして発売日にNHKホールでライブするつもりだったの、自主企画)、家で観ても集中力が切れないアイデアは試していくつもりだ。
    まだイメージが完全にできあがってるわけじゃないから「全員買え」とはまだ言えないけど今ランキング票数観て計算したら31位から70位までで総票数25000くらいあるね。一人3票の結果だったから3で割ると見せかけてこの40曲に全員が3票ずつ投票しているわけじゃないから適当に2で割ったら12500人。やつらは買ってくれるんだやった~(バカの計算)
     
    そして8枚目のフルアルバム「Patrick Vegee」が9月30日がに発売する。かなりの話し合いがあったが配信とサブスクリプションのスタートも同日になる。これは嬉しい。
    音楽の聴かれ方も二つのスタンダードでいいじゃんというのがようやく態度として取れる。あとはCDなんて時代遅れなものを欲しがるやつがより良い想いをするような努力を倍やればいいだけだ。とりあえずおまけとして7月15日のオンラインライブの完全版を映像としてつける。
    アルバムの話はまたするが、面白いものになってると思う。15周年は終わり元のスタンスに戻るために必要な弾が揃った。物好きの君が派手に食らってくれることを期待している。
     
    偶然にも今日は7月24日だったか。
    誕生日だの発売日だのと記念日をぴょこぴょこ設けて周知していくのは気乗りしないが、1日くらいはある方がいいね。
    16年も良く生きた。ロックバンドは今年もやるぞ。
     
    それじゃあまた。

  • 小生田淵がよく喋る2020年6月  2020.06.09 UP

    7月15日。
    我々が発表した2020年の活動計画のとりあえず1つ目の山になる。
    いつも通りのライブをオンライン配信で行う。
     
    元はと言えばこういうライブを計画してたわけではなかった。
    普通に自主企画ライブをやって、普通にアルバムを出して、普通にライブツアーをする。
    お祝い期間は終わったので、君のことなぞ知らずただ普通に普通になるべく目立たないようにやる。
    そのつもりだったし、そういう活動ができることにわくわくしていた。
     
    ただ少し事情が変わった。はっきり言うと社会が変わったのだ。
    これは我々の意思だけではどうにもならないことだったので計画通りに進めるわけにはいかない。
    悲しむべきところなのかもしれないが、変わったら変わったでそれに併せたワクワクごとを考えればいいだけなので僕自身はどうってことなかった。まあまあ勉強もして恐れ方も把握したのでやはりどうってことなかった。
    ただ今回予期してない程に周りも世の中も恐ろしいまでの悲観ムードが漂ってしまっていたし、自分のポジティブシンキングガンガンバンバンピャーンピャンでは何をどうがんばっても思い通りにことが運ばず、結果的にがんばり方をたまに間違えたり、心身的にも少々くらってしまった。未熟。
    まあなんにせよワクワクしてないと自分の心が死ぬのは前回書いた通りなので変わった世の中でワクワクできるチャンスが巡ってきたことでなんとか命をもらったよ。

    ちなみにもうちょい言うともちろん助け合いも必要で、業界全体が皆ハッピーになることをできるだけ目指さなくてはいけないのだが、どうしても対象が限られてくる。救わなきゃいけない対象は目に映る身近なものであって、おまけに自分の心でもある。
    助け合いに関してもそれぞれがそれぞれの助け方で、当事者もできうる限りの知恵を絞って向き合っていくしかないのかもしれない。この辺は君が自分で考えて。
     
    さて話がしめっぽい方に流れてしまったが、配信ライブの話である。
    世の中にとりあえずの主流になりつつあり、遅ればせながら我々もその土俵にお邪魔するということになる。
    これには馴染みが無い人の方が多いだろう。ライブ映像はyoutubeや動画サイトでタダで見るものにもうなっているのかもしれない。
    しかし今回チケット代は取る。投げ銭とか別の販売物で利益を補填するぜとかではなくこのライブ一発の価値を一律で提示するよという形を取る。これに関しては「自信持って音楽をやってるので当然取る。出さない人は出さなくて結構」というので説明をつけたいが、少し角度の違う話をする。
     
    この馴染みのない「配信ライブというものにお金を払うだけの価値を見出す」という行為がどれだけ君の人生を楽しくしてくれるのかを試してみてほしい気持ちもある。もちろん未知のことも多いだろうし、僕も一足先に色々買って楽しんでるけど全てを説明できるわけではない。
    そこで君に共犯関係を結んでもらうつもりでことを考えた。家や職場や近くのカラオケ店でライブを見るという感覚をとりあえずせーので共有してみようや、とまあそんな感じだ。
    もちろん生で聴く音には敵わないだろう。それはそれとして受け入れるでもいいし、なんかすげーヘッドホン買って近所迷惑気にせず大音量で聴くでもいいし、許されている地域ではカラオケ店とかでいかしたスピーカーと大画面で見ることだってありかもしれない。
    自宅にいながらにして見れることの楽しみを見つけることだって容易だ。交通費に消えなかった分好きな飯や酒を飲みながらロックバンドを味わえるのだ。なんという贅沢。
    今「許されてる地域では友達と集まって家で見るなんてのも最高じゃないか」と書こうとしたけどチケット1枚買って複数人で見るということもできるのか。まあそこまで目くじら立てるたちでもないけど、そういうやつはズルせず人数分買え。
     
    思えば僕もライブハウスに行くまではライブビデオを食い入るように見てロックバンドの楽しさを最大限思い知っていた。何かこれまでの常識に規制が入っても心が規制されるとは限らないのだ。ただ黙って社会に期待してるぐらいなら、自分で考えた方が人生は楽しめる。
    発信側に関しても探り探りになるとは思う。僕も頭の中で描いていることをいきなり具現化できるほど実行力もなければ知識も足りないので任せっきりになってしまうことも多そうだ。ただこの形である程度の成功を見ることに未来の音楽のチャンスは何倍にも膨れ上がる。
     
    君に共犯関係を結んでもらうために、ご存知の通り今回はリクエスト投票を受け付けてセットリストの参考にしようと目論んだ。結果はHPのどこかにでているはずだ。
    シングル曲アルバムリード曲のMVがyoutubeフルサイズ解禁されているよといことでそりゃそこにまあまあ集中するよなという塩梅の所見である。本当は投票期間はサブスク解禁をもって迎えるつもりで最初はいたんだけど僕がどこかで交通整理をミスってしまったようで、平等にすることができなかった。すまない。
    とはいえ大して陽の当たらない曲が意外なランクアップをしてたりして、面白い要素はたくさんあった。贔屓されてた表題曲とあんまり知られてない曲の差も考えるけど、ランキングはランキングなのでそこもちゃんと重視した上でセットリストの参考にするよ。
     
    元はと言えばこういうライブを計画してたわけじゃなかった。
    君に企みへの参加を促すことなんか去年だけでよかったんだよ。
    でも世の中に合わせた形で最大限のワクワクを作るのが性分である。
    よくぞ投票してくれた。全員買え。
     
    チケットの買い方も丁寧に説明してやりたいんだが、まあ各自調べといて。
    それでは7月15日に。
    6月24日のライブBDとサブスク解禁もよろしくね。

  • 小生田淵がよく喋る2020年5月  2020.05.14 UP

    16周年のUNISON SQUARE GARDENはこうやって活動する。
    という当たり前っちゃ当たり前の発表であるが、今回は決定までにかなりかなり時間がかかった。
     
    まず思い知ったのが自分が音楽でわくわくできてないと心が死ぬ、ということ。
    だからこれまで飽きずにロックバンドを続けてきているし、そこそこの物好きが喜べばこれ以上売れなくて結構、と言い張れたのだなと思う。
     
    思い知るまでに実は結構な紆余曲折があって、僕自身に関しては世の中がどうなろうがわくわくアイデアはいくらでも出てくるので正直個人的に直接の心理的影響があったわけではない。
    人を集めてライブはできません、はあそうですか。よそ様に迷惑をかけないように仕事じゃ無ければなるべく自宅にいてください、はあそうですか。
    それならそれででてくるアイデアは全然あるので、わくわくは減らない。
    ただそれに関して決定を出せるかどうかは別問題だ。近しい人が嫌な思いをするのであればその決定は出せない。
    我々は誰か一人の独断で動いているわけではないので何に関しても冷静に慎重に答えを探す必要がある。そして探すとやっぱりベストなジャッジとならない。じゃあやめよう。
    その繰り返しだったし、正直言うとまあまあ疲れた。
     
    じゃあその間は大人しく音楽のこと考えるのはやめましょう、とすることがどうしてもできなかった。
    なにせ趣味が無い、というのも半分マジで、恥ずかしいくらいにただ考えてて日々が過ぎた。
    こう書くとなんかかっこつけているみたいなんだが、普通は大人しくしてればいいんだよ。それでロックバンドが死ぬわけでも無い。
    ただ、本当にそうしないと自分の心は死ぬような気がした。
     
    おまけに僕はスーパー面倒くさい人なので自宅でできるロックバンドでみんなを楽しませよ~ということに関してはユニゾンではかなり優先順位が低かったし、提案されても断っていたと思う。
    普通に好きなバンドがそういうことやってて、「すごい!楽しい!」っていち音楽ユーザーとして思っていたんだけど、自分がとなると気が向かない。
    メンバーも誰も言い出してない。はは、気が合う。
     
    という複雑怪奇な意志決定プロセスの中で、最終的に着地したのがこれ。
    着地した瞬間に「やった、またわくわくできる」という気持ちがあって、最初に書いた思い知りに至ったのだと、そういう話。
    ということで本日の発表の話を、もう少しだけする。
     
    相当時間が空いてしまったので、小出しにするよりババーンと行った方がいいと思い3つか5つの奇数のニュース(謎のこだわり)で華々しく16周年を仕切り直そうというところが大枠である。
    そして最終目的地は「Patrick Vegee」という8枚目のフルアルバムを無事発売することである。
    そのために毎月なんかおもしろ情報更新しながら物好きをその気にさせてやろうや、という狙いである。
     
    元々このアルバムは4月には発売日を発表するつもりで今年初旬は動いていた。
    構想はだいぶ前に固まっていたのでそれに向かって突き進むだけだった。それが止まった。
    世の中が変わろうがアルバムの構想を変えるつもりも無かったので(MODE MOOD MODEと比べると幾分変なアルバムだ)そのまんま出す。
    発売日に関しては急いで出すこともできたっちゃできたけど、それよりおもろい流れの作り方があるじゃろというところで世の中の状況をみながら最適なタイミングを狙おうと思っている。
    正直僕はこの世の中が完全に落ち着いて元に戻るとは思ってないし、この状態が結構長く続いても別段驚かないんだけど、どうなっても(地球が爆発したりしたら無理だけど)年内にリリースできるようにいろんな可能性を想定してこの後のプランを整えた。
    なので僕の想定を超えまくる余程のこと(地球が爆発するとか)がなければ年内に出す。
     
    そこに向かって、というのがそのほかの発表になる。
    まずMVを期間限定full公開。これは特段珍しくもないがとりあえず6月24日までのせめてもの楽しみとして。せいぜい見まくってくれ。
    そしてその6月24日にライブ映像作品がでる。去年にやった地味すぎるツアーの作品なんだが、これはこんな世の中だし売れなくてもいいから少しでも早く出そうとレーベルの人が提案してくれた(いい人)。
    生きているロックバンドの、その記録だ。欲しかったら買ってくれ。
    おまけにサブスクも出る。これは元々アルバム発売の時までにはなんとか、という構想でお願いしていたことなのだが、それを前倒しした形だ。
    どうやらオリジナルアルバムのみの開放みたい。興味があれば聴いてくれ。アルバムは曲順もいい。
     
    そして7月15日に、配信ライブを敢行する。個人的にはこれが一番わくわくしている。
    正直でかい音を出さないとロックバンドは死ぬのだ。客がいなかろうがなんだろうがでかい音を出さないわけにはいかないのだ。
    我々もバカではないので可能な限りの対策はすぐ用意できる。揚げ足取るようなやつは知らん。
    良いものを見せる自信があるので当然チケット代は取る。気になった人に見てもらえれば結構。
    ただ配信ライブなぞ得体がしれないもん見るのも面倒だから見送るという物好きもいると思う。
    そこでまあ、たまのサービスだ。わくわくごとに付き合ってもらうためにリクエストを元にセットリストを決めるという手法を取る。
    最終的に決めるのは我々なのでどう汲み入れるかは任せてもらいたいが、おもろい結果がでることを期待している。良く聴いて3曲選んでちょ。
    (これごめん、投稿当初”サブスクが開放されてからでも投票間に合う”って書いたけど、5月31日までなので嘘だった。どっかで紆余曲折あったなそういやと思い返している)
     
    投票結果と、順不同なら事前に演奏曲目発表してもいいと思うんだけどね、どうだろうか。
    これも世の中の状況がどうなろうができうるベストなやり方を最後まで追求する覚悟で発表しているので、実現しなければ謝る(地球が爆発したら謝れない)。
     
    家で飲みながら飯食いながら観れる、地方に住んでるやつも交通費かからず観れる。現場では無い楽しみだって沢山あるじゃないか。
    今世紀には今世紀のロックバンドがあるのだ。
    せいぜい期待して当日を迎えて、なるべくでかい音で聴いてくれ。
     
     
     
    という感じで7月までの発表がこれだ。その先はまた追って発表するよ。
    現場で会える日が来りゃそりゃいいけど、いつかわからんそれをダラダラ待ってる性分じゃ無いのでね。
    ということで、16年目もよろしく頼む。
     
    それではまた。

  • 小生田淵がよく喋る2020年3月その2  2020.03.26 UP

    UNISON SQUARE GARDEN自主企画fun time HOLIDAY8は全公演開催を見送ることにした。

    単純に今の現状を見て「やるべきではない」という判断をしただけであって、世の中の動きに対して冷静に考えた結果ポンと出てきた答えである。
    3日前くらいに決めてたんだけど色々整えてたら遅くなってしまった。
    そりゃ準備もしていたし、実際見送りを決めたあともスタジオでセットリストの曲は演奏してたけど(バンドって楽しい)、決断に至る過程は簡潔だ。
     
    これは別にただ悲しいこと、だとは思っていない。
    前回も話したけど今君は大変な世の中に生きてしまっている。
    そして前回も話したけど、きちんと心の準備さえすれば、あとは世の中はなるようにしかならない。
    僕も正しく恐れた上で、相変わらずノーテンキである。
    浅い知識で誰かに怒ったり批判したりそういった人に同調したりするのは、個人的にはあまりよく思ってない。大人しくしてなさい。
     
    現時点での危機的状況を踏まえた上で、人を集めてただ楽しくロックバンドのライブをやるというのは全く現実的ではない。
    それは楽観的視点や悲観的視点など人それぞれある価値観のどこか1点から説明しようというつもりはなくて「もうそういうことにしようね」という方が近い。
    解決に向けて頑張っているすごい人たちが日本中世界中に沢山いるのだから、ただロックバンドをやり続けてきた我々は状況を見て一番ベストなワクワクごとを考えて実行していくべきなのである。
     
    延期公演があるとか、正直そういうことじゃなくて、未来にロックバンドはちゃんと生きてる。
    普通に曲作って、普通に大きい音で演奏してる。
    それは間違いないのだ。

    今この状況下で人を集めてただ楽しくやる、というのが難しいならそれとは違う形のワクワクごとを考えればいいだけだ。
    今現在やることだっていいし、未来にやろうとしていることだっていい。
    もちろん今失っているものはある。苦しい想いをしている人も沢山いると思う。
    ただどうすることもできない世の中の動きに必要以上に後ろ向きになるのははっきり言って良いことない。
     
    出口の無い不安ごときで落ち込んでまどろんでるなら目を覚まして欲しい。君は生きてるのだ。
    生きてる限り楽しい事は探せばいくらだってある。
    探しても見つかんなくなった時が死ぬ時だけど(禅問答みたい)、探せば大体あるのよ。
     
    だからどんなときでも、楽しむ準備をするのだ。
    働ける人はしっかり働いて、
    お金を使える人はしっかり使って、
    しんどい人はしっかりそこから逃げて、
    困っている身近な人はしっかり助けて、
     
    そして楽しめる人は、しっかり楽しんで。
    それがロックバンドなら、引き受けようじゃないか。
    とりあえず今日は適当に好きな音楽の再生ボタン押して大きな音で聴いてろ。
     
    ちゃんと生きてたらいいことは起きるよ。それは間違い無いの。
    ちゃんと生きろよ。
     
    楽しい事考えてたら今日も終わるね。
    それではまた。

  • 小生田淵がよく喋る2020年3月  2020.03.14 UP

    3月22日LIVE HOLIC extra,3月26日 Base Ball Bear企画、久しぶりのライブが延期になってしまった。
    とてもとても楽しみにしていたので悲しいし、ライブが空いてしまうのは体がなまるので本当に困っている。
     
    悲しいし、困っているが、別にどうってことはない。
    心が落ち込んで辛いなんてことは、まるでない。
     
    君は大変な世の中に生きてしまっている。それは受け入れるべきだ。
    ただ、付け焼き刃の知識ごときで怖がって悲しんで怒って落ち込んでいくのは、実にもったいない。
    怒りの矛先を間違えてしまうと誰も得しないので、やはり安易に怒るのはおすすめしない。
    きちんと調べて、正しく恐れて(この言葉受け売りだけどとてもしっくり来ている)、あとはなるようにしかならない。
    なるようにしかならないのであれば、できるだけ笑っていればいいのだ。
     
    どんな事態に巻き込まれようが世の中は必ず面白くなる。生きているからだ。
    こう言うと不快に思う人もいると思うが、このあたりには自信がある。
    正直僕はかなりノーテンキに捉えているので反論がある人もいるかもしれないが人並みには勉強して情勢は理解したので、誰かに説かれるような筋合いはない。
    絶対に面白くなる。
     
    生きているならできるだけ楽しまなければもったいない。
    楽しんで生きた方が絶対人生は面白い。
     
    ということで今日もUNISON SQUARE GARDENは派手にやる準備をしている。
    4月のfun time HOLIDAYもそうだし、半年後も1年後も、大体見えてきた。
    何が起きても楽しいは作れるのだ。
    だから今日もめちゃくちゃ楽しい。
     
    では、せいぜい生きてくれ。
    どっかで会えたら、派手にやろう。
    またね。

  • STORAMA×SUZUKI TAKAO全服紹介  2020.02.28 UP

    まずバンドのファンの皆さんへ。
    今回のプロジェクトは、ファッションブランドSTOF/STORAMAの谷田さんと僕とで1シーズンの服を作ろうという、「今度一緒に遊ぼうぜ〜」みたいな約束からスタートしました。そしてそのままゴールしました。
    詳しい話は、近日公開のファッションサイトQUIでの対談をご覧ください。

    そしてここが大事です。
    バンドグッズと違って原価に際限を設けず作るため高価なものになっています(品質からすると充分安いブランドだと思ってますしそこも好きなポイントですが)
    なのでお気持ちはありがたいのですが、ファンアイテムとしてのご購入はオススメしませんし、俺も嬉しくありません。
    ユニゾンはユニゾンだけで充分楽しめるものになっているので、メンバーの課外活動各種、追わなければいけないものではありません。
    見て頂けるだけで嬉しいですが、魂を込めて作ったので本当に気に入ったものがあった場合は、ぜひ購入して下さい。それもまた嬉しいです。
    今後とも、それぞれのちょうどいい距離感でお付き合い頂けると嬉しいです。

    +++

    全服紹介をします。
    STOFやSTORAMAを手がける谷田さんの服が好きな理由の一つに、物語性がある事が挙げられます。
    それは語られずこちらが勝手に想像したり、商品名から滲んできたり、形やデザインの持つ歴史からこちらが勝手にDNAレベルで反応してしまう(例えばチェックにはヨーロッパのロマンを感じたり)
    漏れなく俺もそういうものを作りたかったので、出来るだけ全ての服を物語から考えました。生まれてしまったものの後付けも楽しみながら。

    +++

    Big holeシリーズ
    「胸にぽっかりと大きな穴が空いた」なんて表現がありますが、自分にも大小様々な穴が空いている。好きなゲームでも詰め込んどきゃ埋まる小さな穴もあれば、若い時に空けたピアスの穴の様に周りに薄い皮膚が出来ているもののうっすら空いていて少し突つこうものなら出血してしまうような、一生付き合っていかなければいけない穴まで。
    今も生きているのは結果論でしかなくifの世界には不幸な物語もあったと思うけど何とか折り合いを付けながら生きていて、その穴に可愛らしいチェックがおさまってくれたことで今の自分もこれはこれで愛せるなと、愛していこうと思う。

    Big hole cable sweater
    どうやら並の技術では出来ないらしい編みパターン。

    Big hole wool coat
    穴の隙間にポケットがあるので、些細な穴ならお菓子でも詰めておくと良いね。

    Big hole wool wide pants
    穴の生地は薄く頼りなくも見えるけど、そこが愛せる理由かも。

    Fleece MODS wool coat
    香港デモを見て俺も何かしたいとずっと思っていた。
    俺は香港を心配、応援しているんだけど、いつも撮ってくれてるカメラマンのViolaが香港生まれなので、会う度に現地の状況を聞いていた。
    彼女自身ツアーの合間に香港へ飛び、写真を撮って記事を書いてNewsweekの表紙に使われ読ませてもらったり。
    その為の動きやすい服になれば良いと思った。結果かわいらしいポンチョになったけど、服や音楽に思想がこもりすぎると胃もたれするのは重々承知した上で、言うべきことは言わなければ子供たち世代に顔向け出来ない。
    催涙弾を投げてくる相手にガスマスクは必須の装備だろう。

     

     

     

     

     

    Game master hoodie jacket
    ずっと「プロゲーマーの体型は様々なのに、企業のロゴを背負って着る服がスポーツ選手のそれなので合っていない」と感じていました。e-sportsと名は付くもののスポーツウェアである必要はない。
    そして自分自身オフラインの大会に3度出た事があるのですが、会場がまあ寒い。
    その辺を考えた、ゲーマーがゲームを愛するための戦闘服です。
    (個人的にチームメンバーの分も含めて4着発注しました。)
    「プロゲーマーをカッコよく」はゲームも服も好きな自分に出来る事だと感じます。
    そんな思いを汲み取って、木のボタンに十字キーを掘るなんて発想は谷田さんならではで嬉しかった。
    刺繍は企業ロゴが並んでる様をイメージしています。
    「レベルカンストしてないやつ入場禁止」「playとpray(祈り)の類似性」など。

    Sacoche skinny pants
    戦いといえば剣や銃を想像しますが、現代の武器はスマホとも言える。それに加えペンと鍵と財布が入るスペースがあって、このパンツ一つで街に出れる。

    Belt skinny pants
    STOF2019AW、SSRコートの袖ベルトがまあ好きだったので自分でも何かやりたいと絵を描いたらくれたアイデア。ベルト2つがフェイクなのもなんからしい。

     

    Mural JQ(壁画織)シリーズ
    ファンタジーとか神話とか伝説の生き物好きです。創作物としては人間よりアンドロイドが好きだし、馬よりユニコーンが好き。架空を描こうとしたとき、より人間が浮き彫りになる気がするからです。
    「音楽と服が特別な力を持つ世界。奥さんが編んだ服を旦那が太鼓鳴らして客寄せして買ってもらう話の絵巻パーカー作りたい」と描いた絵の、絵柄と物語を次のレベルに上げて頂いた。
    どの作品もそうだし、普段のバンドグッズ製作もそうだけど、俺のアイデアは鼻歌でしかなくてそれをメロディにしてレコーディングして盤にしてくれるのは谷田さん含めたストフメンバーずずちゃん、ムロちゃんの力でしかない。バンドグッズならSMAスタッフとクリエイター。
    ところで今回のセッションは、もちろん喜びも大いにあるが、なんて自分はつまらない人間なんだという気付きが一番だ。
    製作の中で宗教や民族やファンタジーなどいくつかの見たこともない1流の創作に触れ、自分の世界の小ささを思い知った。
    だからこそいつかまた来るかもしれないこういう機会のために、少しずつストックしていこうと思っている。余談が続きますが、展示会に来て頂いた方にもあけすけにこういう話をしている。良くも悪くも。

    Mural JQ hoodie
    「異素材が組み込まれている」というのが性癖なので、積極的にやりたかった。

    Mural JQ skirt
    女性ものはとことん分からないので任せきりですがかわいい。

    Mural JQ mebius snood
    「鈴木君、メビウスの輪にしといたから」って、相談無しに自分のツボを突いてくるのが嬉しい。

    Gun belt T-shirts
    今回の服を考えるにあたり自分の好きなものや嫌いなものをたくさん洗い出した。
    大まかに分類すると好きなものは物語と研鑽で、許せないものは社会問題だった。
    そこに囚われてもつまらないとは思ったがやはり結果的に生まれてきたものは「物語」と「戦い」に集約されたと思っている。
    穴、ガスマスク、絵巻などと共にこれもまた分かりやすく戦いの服だ。カーキのやつなんてランボーそのもの。
    今は生きているだけで戦ってなきゃいけない人が多いと思う。
    もっと楽に生きれる世の中に近づく努力を、俺たち大人はしなきゃいけない。

    Tシャツ、パーカー各種

    キリスト教画、聖心、燃える心臓
    これに関してはノータッチで、用意して頂いた。

    民族
    戦いや祭事の時に着飾ったりメイクしたりするのにワクワクするのは何でなんだろう。
    MV撮影のために塗った爪、手に描いた絵、それだけでも戦いに行く前の様な背中に一本芯が通されたような気持ちになった。

    RESPAWN/リスポーン
    今回一番最初くらいにサクッと出てきたアイデアで、振り返っても一番くらいに大事な場所にある言葉。
    これもジャケットもゲーマー仲間からたくさんの「ナイス」を頂いて嬉しい。俺やその人たちの為でしかないものだったから。
    「re もう一度 spawn 産まれる、産卵する」
    ゲームの様に何度でも生まれ直せる。

    2way armor knit cap
    甲冑みたいなものを作りたかった。こんなアイデアがポンポンと出てくる谷田さんはつくづく天才だと思う。

     

    +++

     

    今や自分にとってSTOF/STORAMAの服は皮膚になっていて、初めて知った2015S/S POWERS OF TEN以降誇張でなく谷田服しか着ていない。ライブ衣装も作って頂いている。
    谷田さんが服作るのやめたら、今持っている50着ほどの服を一生着回さなければいけなくなるのかと少し暗くなる、ほんとに。
    そんな軽いストーカーとなって展示会に客としてお邪魔し谷田さんを紹介して頂き友達になり数年、2019年11月末に新宿ゴールデン街にて「服作らない?」と言われ「ええで」と答えてから3ヶ月でここまで連れてきてもらった。
    自分の好きな服しか並んでいない展示会場で、STOFが今まで信頼関係を築いて来たバイヤーさん達や家族友人達を迎え(展示会6日間始めから終わりまで居ました)、閉めてからも裏で服のパターン作りするムロちゃんを横目に、店舗へいそいそと出張していくずずちゃんを送り出し、遅くまで作業している谷田さんに挨拶をして事務所を出る。
    「あ、今幸せだな」って思う瞬間、人生に何回か訪れると思うんですけど、今回僕は展示会場でバイヤーさん達に商品を説明してくれてるスタッフの横顔を見ながら思いました。
    そう思えるプロジェクトというか、遊びですね。そういう遊びに出来て本当に良かった。
    個人的には、いつかあるかもしれないセッション2のためにもう少し世の中のことを面白がっていこうと思います。
    らしさ、に囚われず、好きだ、に忠実に生きていこうと改めて感じた製作でした。

    見て頂き、どうもありがとうございました。
    今後ともユニゾンとストフチームをどうぞよろしくお願いいたします。

    鈴木貴雄

  • 小生田淵がよく喋る2020年2月  2020.02.03 UP

    やっと動き出したー。
    何にも情報が無いと止まってるみたいになるから、意図的に活動を止めてるなら全然いいけど、中々もにょ〜んとした気持ちになってしまうね。1月もライブやりたかったなー
    ということでまあ物理的にも止まってはいたけど、頭はずっと動いていたので今年の構想は大体終わったよ。今年も派手にやる。
    とはいっても15周年を終えた我々は普通のロックバンドに戻りたいのだ。ただライブやってツアーやって終わり、みたいな。身の丈にあった極力目立たないようにもらった
    ステージを派手にやる。それを目指す。
     
    ということでfun time HOLIDAY8の日程と共演が確定となった。
    ライブをやるのは楽しい。おまけにそのステージですげぇやつがやっててくれたらロックバンドとして色々面白いことが起きるので、まあそんな醍醐味があるイベントだよ。
    ワンマンで、野外大型イベントで、まあそれで終わってもいいんだけど、対バンイベントの面白さは絶対あるんだよ。
    それにちゃんと導けてないのはそもそもこちらのせいも大きいし、世の中の全部が全部おもろい対バンイベントなわけでもないけど、なんにせよできるアピールはできるだけするよ。
     
    フレデリック
    フジファブリック
    SUPER BEAVER
    ヒトリエ
    キュウソネコカミ
    BIGMAMA
    TK from 凛として時雨
    go! go! vanillas
     
    1個ずつ喋ろうと思ったけど長くなるからやめとく、なんにせよ我々みたいなバンドをおもしろがってくれる貴重な人たちだ。
    そういう組み合わせだから、同じステージに立つ日に起きるのはおもろいもんになるんだよ。一緒には立たないけど。
    そういうことが起きるからロックバンドは楽しいの。
    だからこういうライブに馴染みがなくても、見た方がいいんだよ。
    ワンマンなくても大型イベントじゃなくてもバンドは生きてんだよ。見ろよ。
    ライブハウスには魔法があるぞ。

    他にもイベントがあって嬉しいやね。ライブさせてくれてサンキュー。
    今年も大いにやるぞ。

  • 小生田淵がよく喋る2019年12月  2019.12.25 UP

    Bee-side Sea-sideツアー、無事終了。
    15周年の最後の目玉が終わったので、年末もちょこっとあるけど大きな催し事は以上である。
     
    よくこの球数でセットリスト組めたな、と思ったし正直序盤は危ない予感も多分にあったけど
    この曲目で、この曲数でワンマンライブを満足いくものに仕上げられるようになったのはとても実りがあったと思う。
    兼ねてから思っている「バンドのワンマン長くない?問題」に一つ実例でもって投げかけができたのではないかなとも思っている。まだ短くできるはずなんだけど。
     
    ツアーが終わるのはいつも寂しい。やることが続いているのに全然忙しくないというのもツアー中のいいところだなあとも思う。
    今回はもう2度とやらないであろう曲も沢山あったから名残惜しくもあったけど、いつものラインナップでライブやりたいという想いもずっと持ち続けていたので、早くも来年が楽しみである。
     
    全然関係ない話になるんだけどツアーには指定席の公演も多くあった。
    僕は細かくライブハウス回るつもりでいたので地味なツアーになんてチャレンジングなことするんだと思ったんだけど、いやはやなんとかなったし楽しかった。そしてツアーをしながら元々指定席の公演を初めてやった2011年か2012年くらい?のことをふと思い出した。
    そのころは客同士の一体感至上主義のはしりみたいなころでステージも一緒になって「イェー!」って言い合ったりステージを見ずにWAになって踊ろう(V6)みたいなのがいっぱいあった。まあそれはそれで流行りなんだろうし別にいいんだけど、「一人で体揺らせないとかはしゃげないとかふざけんなよ」という今よりも気性の荒い僕がいて、指定席でも周りを気にせず体を揺らしたりはしゃげるロックバンドシーンであれみたいな願いをこめて指定席公演をはじめた記憶がある。
    それだけでなくテレビやバンド系映画やミュージックビデオでだって一律に手をあげさせるとか手拍子させるとか、それがロックですよと言わんばかりにムーブメントの片棒を担いでいたような気がする。おかげで音楽好きになった人もいただろうし良いところも沢山あったと思う。けどそれが教科書みたいになっちゃったら一人一人の自由はどこへいくんだよと今より気性の荒い僕はとても悲しい想いをしていた。
    指定席だったらちょっと気をつければ一人一人のスペースは守られるんだよ。だから
    手なんかあげなくたっていいし座ってたっていい。双眼鏡持ってたって人と違う踊り方したっていいんだよ。バラバラの方がいいじゃん。周りなんか気にしてんじゃねえよ。そんなことを思っていたことを今一度思い出した。気性はそれほど荒くないけど今も思ってる。というなんでもない自分語り。
    まあスタンディングでも同じだから、結局ライブ活動を通してそういうこと
    が伝えられるロックバンドでありたいと、改めて思った。
    そりゃ自由だと言っても誰かは誰かを不快に思うだろうしそんなにうまくはいかないだろうけど、一人一人が自分の楽しみ方でロックを聴く世の中は守っていきたいと思っている。
    君はどうすんだよ。自分で考えろよ。
    話が長くなった。
     
    こうして15周年の浮かれたモードも終わる。終わらなきゃいけない。
    ロックバンドはただライブをやって、君はただライブを観て、終わり。
    単純な様に見えるけど本当に本当に大事なことだ。そんな1年がまた始まる。
    去年から思っている「これ以上目立ちたくない」という気持ちと葛藤しながら続くバンド人生も、多分また始まる。
     
    バンドを続ける尊さを証明したかった1年だったし、同時にバンドを続ける難しさや孤独も深く知る1年でもあった(自身のバンド以外を見渡して思うことも多分にあった)。
    それらを受け入れてこの道を進むには、やはりセンスがいる。
    15年だとまだまだすぎて笑えてくるけど、なんにせよ気は引き締めないとね。
     
    でも今年いろんなご褒美をもらえたことは、これからも続くバンド人生にとってとても大きな財産になった。
    これだけの催しをできたから、新たに湧いてくるアイデアも沢山あった。
    いい思いができたよ。
    今年は楽しかった。
     
    締めくくりに7月の大きなライブの映像作品と、今年を振り返るアーティストブックがもう発売されるよ。我々のしでかした事をよく見とけ。
    最後の甘えということでどうかひとつ。
    ぜひ買ってくださ~い。
    新曲Phantom Jokeも忘れないでね。
     
     
     
    さて来年もライブを沢山できたらと思っているがまずもって4月に自主企画fun time HOLIDAY8をやることを発表した。(そこまでにもライブはなんかしらあるよ)
     
    対バンライブというものの意義を、君に思い知ってもらうことを僕ら発信側は長年にわたって少し怠ってきた様に思っている。
    具体的なことを言うけど、対バンライブは来る客が減る。
     
    僕も若いころ客としてバンドを追いかける時にはまずワンマンを調べた。対バンイベントに行くことなんか確かに少なかったと思う。客の人生の時間は音楽だけに割かれているわけじゃない。
    最近は大型イベントが年中通して沢山できたことで、対バンライブ”みたいなもの”をお得な値段で、心地良く楽しめる環境が整った。ユーザーの音楽人生にとって実に便利で素敵な世の中になって、おかげでロックバンドの認知は広がったと思っている。
     
    ただ、違うのだ。対バンライブにはそこにしかない魅力があるのだ。
    それを思い知らせることを、少しサボっていたように思う。だから客に届かない。
    どうすれば伝えられるのか、というのは偉そうなことを言っておきながら完璧な回答が用意できてない。
    とりあえずこうして言葉を書くしか無い自分がなかなかにみじめだ。
     
    長くない時間の中で多くないバンドが自分たちの音楽をステージに残す。続くバンドも同じように自分だけの音楽をする。
    たまにバンド同士の連携が上手くはまった瞬間、そのステージは表現しがたい特別な熱量がこもるのだ。
    これを見てもらえないなんて、ロックバンドは全く損しているよ。
     
    「ライブに行くバンドはしっかり予習しよう」という空気が昔より多くある気がするけど、別にそういうのなくていいし、初めてステージで目撃するぐらいのほうが良かったりすることもある。
    「知ってる曲やってくれた」じゃなくて「何だったんだ今の」ということだって君の音楽人生を何倍にも幸せにしてくれる。
    「見つけちゃったよ」という事件が起こる。これも対バンライブの魅力だ。
     
    ということで自主企画fun time HOLIDAYをやるのは、君にとって発見をしてもらいたいからだ。
    同時に、自分たちも発見ができる。それはゲストバンドの中にだったり、自分たちの中にだったり。
    だからロックバンドはもっと楽しくなる。
     
    2020年はfun time HOLIDAYから仕掛けていく(それまでにもライブはなんかしらあるよ)
    気が向いたら来るといい。
    ロックバンドをやるぞ。
     
    それではまた。

  • 小生田淵がよく喋る2019年10月  2019.10.31 UP

    すごい、またブックレットに誤字があった。
    https://www.toysfactory.co.jp/artist/usg/news/detail/3766
     
    今回は普通に作詞の際に変換ミスった。そんで今回はチェックもしたのに普通に見落とした。というなんともしょうもない顛末でした、ちゃんちゃん。
    まあ耳で聴こえてそんな風な文字面になってればあとは各々の想像力でお察しということでなんとか頼むよ、と軽く思う気持ちもあるんだが、この世界はそうもいかないよね。これが正規の表記ですと嘘ついてもしょうがないし。
    個人的にはまあそんな感じなんだけど、間違ったままだと気になってしょうがないという類の人がいるのもとてもわかるので、各々1番収まりのよい手段を取ってくれ。
    あんま騒がないでもらえると助かるよ。
     
    誰かに申し訳なく思うとかよりも、ただただ自分が情けないね。
     
    昔にも実は誤字は何回かあるしなあ(ここは察して収めてほしい)。細かい作業本当に苦手なんで今後は誰かに手伝ってもらおー。
    ま、ともあれ正規版が公になったところで、Phantom Joke引き続き楽しんでくれ。
     
     
     
    さて、スペシャルブックというのが出るよというニュースがでたね。
    https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0648676/
    これ、一般的な呼称ってなんなんだろう?アーティストブック?
    でも自分でアーティストっていうのってなんかウエッってなるよね。それ以外いい呼称無いことが多いから使っちゃう時も多いけどさ。
    なんにせよ15周年の活動を締めくくる本である。
     
    8月に行ったトリビュートライブは長くロックバンドを信じてきたからこそできた感慨深いイベントだった。
    なので来れなかったやつにも自慢できるならしたかった。
    ただ、トリビュートアルバム企画当初から決めていたライブではなかったので映像を撮って残す、みたいな準備をするのはあまりに時間が足りなすぎた。
    じゃあライブレポートのすごい版みたいなやつで切り取っておすそ分けするのはどうだというのを思いついた。
    本当は付録でライブ音源もちょこっとつけたら過去に例の無いものになるなとわくわくしたのだが、これも準備が間に合わなかった。
    まああの日の音楽はあの日だけのものでよかった様な気もしているし、見せるキャパ感もあれぐらいがちょうどよかったと思っているので、落としどころとして悔いは無い。
     
    んでそのライブレポートにはステージで起きたことだけではなく我々が込めたそこに至るまでのドラマも備わってなければ面白くない。
    蜂須賀ちなみさんという方に声をかけた。
    彼女はライブに心情的なドラマを混ぜて切り取るという面で良い文章を書くなとずいぶん前から思っていた(偉そう)。
    彼女の感覚で切り取られるあの日は、我々の15年分の心が少なからず投影されているはずだ。
    文字読め。
     
    そしてバンドスコアやらGIGSやらでずいぶん世話になっているシンコーミュージックの人に相談させてもらって、大変な協力をしてもらった。いろいろなアイデアをもらって15周年の1年間をまとめる本にしましょうということになった、これが経緯だ。
    1年間の最後のお祝いに、我々から贈らせてくれ。
    映像や音楽で体験して満足、いや全然いいんだけど人によってはそれだけで満足するのはもったいないよ。
    映像や音楽がないから浮き出てくるロックバンドもあるんだよ。
    文字読め。
     
     
     
    あとあれか、7月のアニバーサリーライブの映像作品も出るね。
    ロックバンドの適正サイズを超えたキャパでやるライブを映像化するのは人気者に見られる感じがするから嫌なんだけど、今回は特別だもんね。
    いいライブだったから記念碑みたいなもんだよ。
    見れなかったやつも見た方が良い。
    まあ我々は15年よくやったんだよ。
     
     
     
    そして15周年最後の目玉。とても楽しくB面ツアーを回っている。
    不思議な曲目で作られたツアーである。初めて観にいってこれ見せられて次のライブも行きたくなるかっていうとちょっと疑問だけど笑
    僕は好きなバンドがおもろいことやってんなと思うので相変わらず楽しいよ。
     
    まあこんなツアー2度とないと思えば思いのほか楽しんでくれてるやつも多いんだろう。結構結構。
    そこかしこチケットまだあるみたいなんで、興味あったら怖いもの見たさで体感しに来てくれ。
    B面ベストアルバム、まだまだ聴いてね。
     
    そうやって今年も終わるね。
    色々考えてること多いので話したくなるけど、まあ年内はアニバーサリーモードってことにしておくよ。
     
    それじゃあまた。

  • 小生田淵がよく喋る2019年9月  2019.09.26 UP

    ※微妙に語弊があったので少し修正。
    想像のヒントをあげる形になってしまった。ウェーイ。
     
     
     
    ツアーの準備してるうちに9月も終わりね。
     
    10月11日ニューシングル「Phantom Joke」でるよ。
    発売日には配信もサブスクもでる。サブスクはこれまでのシングル表題曲とアルバムリードもろもろ、つまり我々のいいとこ取りの上澄みね、入り口には充分じゃろ。
    なのでニューシングルのカップリングはサブスクないからね。世の中的には普通あるだろと思うから出してもいいけど、カップリングは別に無理して聴かなくてもいいものだから、今回はこの方式で。
    入り口良かったらアルバム掘って聴いてくれよ。
     
    んで、CDが欲しい物好きのためにCD屋には3日早い10月8日に置いてあるようにしておいた。
    webで頼んでもそうなるんじゃないですかね。恐らく。
    今回もパッケージは一生懸命作ったから、楽しみにしておいてくれ。
    カップリング2曲も、俺は好きだよ。いいよねカップリング。

    音楽の発信の仕方をどうするかって、業界全体のテーマだと思うけど。
    聴くやつのことをちゃんと考えたら、あとは面白い方を取るのが楽しく生きる工夫だと思うけどね。
    いろいろ試せて面白いね。
     
     
     
    さて明日、9月27日からカップリングのみしかやらないツアーが始まる。
    我々の結成15周年の企画の中の大事な部分にして集大成の企画である。このツアーが終われば今年が終わることになる。
    カップリング曲だけという地味な曲だけで全国をまわるのさ、という企画を思いついた。そりゃ物好きは喜ぶだろうのはバカじゃないから想像ができる。ただ初めてユニゾン観るよ~という人には全くおすすめできない。
    けど、長年続けたご褒美にふさわしいからやる。面白いからやる。
    この選択をし続けられるのが僕がロックバンドたるゆえんだ。
     
    そうそう、B面総選挙1位記念で作ったスノウリバースのMVがyoutubeに公開されてるよ。
    https://www.youtube.com/watch?v=e64D3m68dV4
    ツアーがはじまるので来るやつ全員がアクセスできるところにおいておくというのが筋だろうと思うので、15年前に作った曲ゆえ恥ずかしい思いもあるけどまあ1位だから良い曲なんだと思うよ。
    あ、期間限定なのか。いそいで。
    他にもB面曲ライブバージョンだったりちょこちょこ出してるからツアーのお供にチャンネル見て見て。
     
    さていくら喜ぶやつはいるだろうと思ってもそんなに数多いわけじゃないだろうからなんにせよ細かく街まわれればオッケーと言ってたらなかなかにでかい会場もラインナップにあったりで「そんな・・・」とひるんじゃう様な行程になった(ひるんじゃう)。
    とはいえ物好きに何カ所も来てもらってめでたく即日ソールドアウトでーすとなっても嬉しくない。
    それで観れない地元のやつがいたら不本意だからだ。
    だから別に複数来るのは止めないけどでかい顔すんなよとはずっと言い続けてる。
    なかなか無謀な会場行程だが、まあ埋まってなくても僕は全く気にならないし(そりゃ埋まらなすぎだと色んな意味で焦るけど)。
     
    11月14日以降の公演の一般発売は10月6日ね。お忘れなきよう。
    一般発売が落ち着いて余ってるところがあれば、それはそのエリアの観たい奴は全員観れますよということだ。
    なのでそっから先は任せるので好きにして。
     
    地味なツアーだから小さい会場でもやろうという想いもあった。
    しかしファンクラブのやつには絶対応募すれば当てるんだよと息巻いてる手前、どうやったら両立できるかと悩んでスタッフが組んでくれたのがファンクラブ限定公演だ。
    これはなかなか未来あるなー。ロックバンドはライブハウスとか、でかくても2000くらいのホールで観て欲しいから、色々参考になった。
    同じツアーの中のたまたまファンクラブ公演ってだけだから、一般公演で違う曲やるかも~みたいな気持ちで一般公演に前のめりになられるのは快くないので、セットリスト差し替えはしたくない。
    とはいえなー、せっかくの物好きだからなー。
    とまあ、何かしらは考えたよ。
     
    さて、地味だ地味だと言ってはいるけどロックバンドがライブツアーをやるという、至極あたりまえのことが今年もあるというのは同じだ。
    だから君の街で派手にやるの。いつもどおり。
    地味なのに派手。
    矛盾があるようで、ないんだよ。
    わかんないなら観なくていいライブツアーだけど、わかんなくても観たらわかるライブツアーになるよ。
     
    あと、もう二度と観れないようなツアーになる。
    ロックバンドの15周年は最後まですごいぞ。
     
    じゃあ会場で。
     
    またね。

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